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テーマ:最近観た映画。(38848)
カテゴリ:映画/TV/本日記
本当は『クラッシュ』を観に行こうと思っていたんだけど、アカデミー賞受賞しちゃったもんだから混んでそうだなぁ~と思い、急遽『力道山』に鞍替えしました でもこの作品もかなり前から注目していた映画 試写会も応募してたんだけどカスリもしなかったようで・・・。 ストーリーは、 1945年、貧困生活を脱出しようと祖国を離れ、力士になるため単身日本へやってきた力道山だったが、日本人でなければ横綱になれないという現実をつきつけられ、絶望のなか、酒浸りとなる。 ある日、屈強なプロレスラーから人種も国籍も関係なく世界と戦うことのできるプロレスの世界があることを教わり、単身アメリカへと旅立っていく。 って感じです。 力道山役は『シルミド/SILMIDO』のソル・ギョングさんで、妻役は中谷美紀さん。 脇役も結構豪華で藤竜也さんや萩原聖人さんや山本太郎さんが出ています ソル・ギョングさんは力道山を演じるため、わずか5か月で30kgもの増量をしたらしい・・・。 日本語も勉強していたとは聞いていたけど、劇中の日本語での会話のほとんどはあまり違和感なく喋っていたのでビックリしました プロ根性だよね~ 私はもちろん力道山世代ではないので、力道山に対する知識はあまりありません 父親の持っている漫画でしか知らないので、どうして力道山が力士からプロレスラーに転向したのか、どうして死に至ったのかは本当知らなかったんですよね。 予告でも「日本人が一番力道山を知らない」と言っていますが、その通りかも…? この映画を通して、力道山のすさまじい生き様を知れた気がします。 力道山はプロレスを愛しすぎてしまったが故に周りから孤立していき、自分が常に狙われていると錯覚が起きて薬に頼るようになってしまい、自分の奥さんや故郷の友達ですら信じられなくなっていた力道山は少し可哀想でした。 力道山は不器用な人だったんですね。 嘘がつけないというか、自分に真っ正直というか・・・。 最後まで自分に夢をみている子供たちのためにヒーローであり続けようとした余りの結末にホロっときました 「一度きりの人生、善人ぶってる暇がどこにある」 「人はみな孤独」 そんなセリフが心に残った映画でした それと力道山を影で支え続けた奥さん役の中谷さんの演技、よかったです 「疾走」では極道の姐さん役を演じ、これから公開の「嫌われ松子の一生」ではコミカルな役を演じ、そしてこの映画では深い愛情で力道山をサポートする奥さん役を演じてるあたり、演技の幅がとっても広い女優さんですね~ 余談ですが、この映画に既に他界された破壊王 橋本真也さんが出ています。 この頃は元気だったのになぁ~って思うと別の意味でホロっときました ★必殺の空手チョップ 今蘇る!力道山-伝説の格闘王- こちらが元祖(?)力道山です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年03月09日 13時14分50秒
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