何百人ものデータ
親は自分の子供や、ごく身近な知り合いの子供しか「データ」がない。
うちの子がどれくらい頭が良いのか
どれくらい伸びそうなのか
不安も期待も、とても狭い範囲でしか考えられないよね。
でも、僕らは過去何百人もの生徒たちと接してきた。
伸びる子、伸びない子
頭の切れる子
いろんな子たちを見てきたことを通して、
「どういう子なのか」
は数回の授業で分かる。
先日、バイトに入ってくれたYKと話をしていて、
彼が中学生の時の話になった。
YKは中3の夏に入塾してきた。
当時の偏差値は59←3年の7月の北辰テストで
とてつもなく素直で真面目な子だったから、内申は飛び抜けて良かったが、実力は高いとは言えなかった。
しかし希望は川越高校。
どこまで伸びるかが勝負だと思ったが、
不安は数日で消えた。
だって、僕が指示した勉強を確実に完璧にこなしてきていたから。
英語の長文も、「最低でも5回は同じ長文をスラ訳しよう」と言ったら、絶対に5回繰り返してきた、
そして12月
ついに偏差値は70に到達。
そのまま川越高校合格を勝ち取った。
わずか4ヶ月で偏差値を11も上げた。
どれくらい目で授業を聞くか。
聞いたことを即座に理解できるか。
不明点を質問できるか。
課した課題を確実にこなしてくるか。
そういうことを通して、
その子の現時点での可能性が
数回の授業で分かるのだ。
もちろん、子供は成長し続けるわけだから、
伸びる可能性も日々変わっていくけどね。
2016/04/26 10:25、 のメッセージ: