今回は更に単純なやつです。

吠えるスイクン　vs　ゲンガー（波乗り一撃圏内）＋ガラガラ

のようなとき。
スイクンはストレートに波乗りを打ってしまうと、ゲンガーに道連れされてしまう危険性があります。
そこで、吠えるを使ってガラガラをおびき出すことで、波乗りが一貫するようになります。
ゲンガーはスイクンに対して「対面から道連れ」は出来ますが、「後出し」は出来ませんね。
なので、ガラガラかゲンガーどちらかを倒して、崩せるようになります。

ただしこれは、ゲンガーが道連れ以外に何かスイクンを妨害して来る技を打って来ない前提です。
例えば大爆発で倒されてしまっては意味が無いし、催眠術で眠らされてしまう、なども。
あくまで「道連れに対する回避手段」に過ぎないという点に注意です。

実戦でもそれなりに起こりうるシチュエーションで、実機・城ともに記録が残っています。

実機対戦では​こちらの試合​の25:00あたりからこのテクニックが使われています。
（※50ライコウは本来51ゲンガーに先手だが、この試合ではライコウの個体値が理想値でないためゲンガーが先手）

城では管理人が​こちらのログ​でムウマを倒す際に使用しています。
これは少し特殊な例で、ライコウはムウマに先制出来るのですが、
黒い眼差し＋滅びの歌がかかっているため、道連れに対して無駄技で対処していると滅んでしまいます。
そこで、極限までHPを削り、最後に吠えることで道連れと黒い眼差しを同時に解除しています。