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クラシックどっぷり日記 ~音楽回想~

クラシックどっぷり日記 ~音楽回想~

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2009.01.31
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立て続けの、テレビ朝日の50周年記念を特集しておりますが、

 題名のない音楽会

にも特集されます。

そしてスポットが当たりますのは、題名のない音楽会初代司会者であった

 黛 敏郎 氏

今は、だいぶ雰囲気も変わって明るくなりましたけど、当時の音楽会暗いもの、日曜の朝らしからぬ雰囲気だったことを覚えています。たまたま私が見るときだけ暗いのか、どうなのかわかりませんけど、照明は暗く、黛さん一人がスポットを当たって司会をしているイメージが強かったです、見ていたときもそこまでクラシックを聴いていた頃ではないので・・。

でも今では、好きな作曲家の一人です。

今考えれば、もっと見ておくべきだったと後悔です。

黛さんは、日本現代音楽を発展させて行った人だと思います。フランスに留学した際、「フランスで学ぶものなし」ということですぐ帰国しちゃったんですよ。時々N響の中に入り演奏とかもしたそうです。(岩城弘之さんや山本直純さんもそうだったらしいですね)

團伊玖磨さんと芥川也寸志さんと黛さんで、自分の新作を自主公演で行なうという「3人の会」を発足させます。2、3年前にこの3人の会の新しい録音で音源が発売されましたね。

やっぱ、黛さんの代表作

 涅槃交響曲

が凄い印象に残ります。出だしの何とも不気味で怪しい始まり、名前のとおり宗教曲ですので、お経が合唱となって広がりを見せていきます。日本音楽界最高の名誉「尾高賞」を受賞しています。必ず一人で夜暗がりで聞いてはいけない曲、かなり怖い曲です。でも私は好きです。
曼荼羅交響曲は、まさかの伊丹十三監督「大病人」(主演・三国連太郎が作曲家という題材で、作曲されたとなってます)で聴けます。壮大なオケと僧侶の数、まさに圧倒です。
「金閣寺」は三島由紀夫さんの代表作をオペラにしたものです。
身近なものですと、映画「黒部の太陽」「天地創造」「野獣死すべし」など、日本テレビ系での全日本プロレスのテーマ曲「スポーツ行進曲」を作っています。出だしが管で始まるお馴染みのものです。

明日は、その黛さんが残した遺産として佐渡さんが指揮するというから大変貴重だと思います。何の音楽を演奏してくれるのか大変楽しみです。息子の演出家・黛りんたろうさんも出演するみたいですね。

 
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黛敏郎/バレエ音楽「舞楽」 他Toshiro Mayuzumi/Bugaku- Ballet in Two Parts(Court Dance Music) etc...

 
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チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 黛敏郎:曼茶羅交響曲

 
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Last updated  2009.01.31 10:06:35
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