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カテゴリ:トピックス
『男はつらいよ・寅次郎物語』 ラストの少年と寅さんの別れのシーンが感動的でした。 満男「おじさん、人間ってさ」 寅さん「人間?人間どうした?」 満男「人間は何のために生きているのかな?」 寅さん「うん、まぁ、難しいこと聞くなぁ。 えー、何ていうかな、 ほら、 あぁ生まれてきてよかったなぁって思うことが 何べんかあるじゃない。 ね、その為に人間生きているんじゃないのか?」 満男「ふ~ん」(納得したようなしていないような微妙な表情) 寅さん「そのうちお前にもそういう時が来るよ。 うん?まぁ、がんばれ、な!」 (と満男の肩をポンと叩き、一人駅に向かう悠然とした後姿) その後のシーンで寅さんが 「人間は何のために生きているのか」と 仲間の一人に尤もらしく問うという、 いつもの受け売りパターンがあり、 先ほどの満男との会話もパクるのかと。 でも、いいシーンでした。 ![]() マドンナについては、 今回、マドンナというほどの 出演時間ではなかったですが、 一晩一昼限りの出会いと馴れ合いながら、 隆子を演じた秋吉久美子の存在が 暖かくもあり淋しくもあり、 寅との相性の方も良さげですごくよかったです。 旅先で寅さんと出会った次の日にはもう別れてしまう。 恋と呼べる関係に発展する事も無く、 寅さんが首を突っ込む若い二人の恋も無い。 しかし旅の中のごく短い間でしたが この二人の関係はいい味がありました。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年08月25日 13時15分52秒
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