御嶽山噴火でもでた辻元清美議員へのデマとハト派もタカ派も最終的に辿り着く精神論
すいません。 書いたブログの更新が遅れ気味になった為に、いつまでも似た話題になりシツコクなりますが捨てないで投稿します。 今回の御嶽山の噴火で自衛隊への救助要請の問題が予想以上の論争になりました。 当初、事情をよく呑み込んでいなかったためなのか?ジャーナリストの江川紹子さんまでがツイッターで自衛隊災害派遣に疑問をつぶやき。そのことが原因でツイッター上で批判を浴びたようです。現在は削除? そんなこともあったのでしょう。 阪神淡路大震災が起きた際に 辻元清美さんが自衛隊災害救助要請に対して「自衛隊は憲法違反。被災者の皆さん、自衛隊が出した食料は食べないでください!」と書いたチラシを配って言いまわったと最近のネットでもまた話題にされていました。 恐らく、御嶽山のくだりがあった為だと思います。(自衛隊災害救助反対の意見に対する反証) これに対して辻元さんはすべてデマと完全否定。 調べてみましたら この件で辻元さん側が提訴し裁判になっています。相手は本人にも会って調査をしないで記事にした産経さんらしい。 2012年にそのような事実は無かったとして辻元さん側が勝訴しています。 当方は昔から辻元清美さんの大ファンだったので辻元さんの言葉を全面的に信じたいです。 また、辻元さんが社民党の次期党首と期待されていた立場を捨ててでも実務のある仕事がしたいといって社民党から民主党へ鞍替えしたのも気持ち的には良く分かりますし強く支持もしています。決して選挙対策だけではないでしょう。 実際に辻元さんは批判オンリーや批評だけの人間ではなく、実質的な仕事ができる人だと評価したいです。 福島瑞穂さんとは違うと思っています(個人的な感想です。従軍慰安婦の問題がありますが、福島さんは福島さんの立場でそれなりに頑張っていると思います。関係ありませんが、福島さんだってきっと小さな頃は素直で可愛らしいお子さんだったと思います?いまはともかく) 話は変わりますが 辻元さんと言えば、当時、相次いで辻元さんや鈴木宗男さんが事件として刑務所に入ったのは本当に悲しく残念なことでした。ある意味、本人の主張通りに国策で逮捕されたと言っていいでしょう。 全く私利私欲で起きた問題でなく、逆に自身を捨てて人(社民党)のためにやったはずが法律違反で逮捕です。 当方とは縁もゆかりもありませんが、あの時は泪がでるほど滅入りました。(そもそも社民党自体嫌いでしたが…) 節操がないですが、右も左も関係なく好きな人は好きなので辻元さんや鈴木宗男さんなども好きでした。逮捕前の鈴木さんは嫌いでしたが…。 再度元に戻します。 デマというこのような発言が辻元さんでは無かったにしろ 20年以上も経った東日本大震災の時や現状から考えて 自衛隊の災害派遣要請の度に反対を繰り返す他のリベラル、左派系の人達が言っている可能性はあると思います。仮にそのような発言が事実であれば至極残念なことです。 ある意味 極端な表現をすれば「災害に有って被災したとしても、憲法違反の自衛隊に助けられるくらいなら死を選べ」と言っていることに他なりません。 それは、どこか旧日本帝国軍が「末代までの恥である鬼畜米英の捕虜になるくらいなら死を選べ」と言っていたことど類似していると思いませんか? 日本のリベラルや左翼が主張する現在の平和主義と戦前の軍国主義は結局はどこかで通じて同じような思考になってしまうように感じるのは私だけでしょうか? なにやら突き詰めていくと右も左も結局は日本独特の精神論に辿り着いてしまう。 明治維新に活躍した人間が引き続いて明治政府をリードしてきた時代はまだ良かったですが、時代が変わり人間が次々と新しく入れ変わっていくと次第に官僚的になってくる。そして訳のわからない精神論も出てくる。 そして戦後の企業の創業者たちが昭和から平成に時代の変遷によってリーダーが次々と入れ替わった現在の雇われ経営者たちの関係に似ています。 日本の社会では下っ端や中堅クラスは世界に飛びぬけて優秀です。一般に中卒であっても外国の高卒以上の知識と能力を持っていると言われています。(学歴で判断はできませんが) しかし、それをリードする指導者クラスは高学歴ながらマネージメントを含めてポンコツで、ごますりだけの駄目人間が上位に立つ。 下っ端や中堅は上からどんな馬鹿なこと要求をされても、日本の場合は文句を言わずに能力的には優れているので無理・難題でも有る程度できてしまう。 そこでいつの間にやら上位のリーダークラスはマネージメントに頭を使う必要がなくなり訳のわからない独特の精神論をかざしてしまうなども一因になっているのではないでしょうか?