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2008/04/01
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カテゴリ:ファッション
男性サラリーマンの制服ともいえる背広、ジャケットの左の下襟(ラペル)にはボタンホールが付いていますね。とは言っても右側にボタンは付いていないことが多く、この穴はバッジや社員章をつける場所としてよく使われています。


フラワーホール


最近は穴は空いていなくて刺繍だけという既成服も多いそうですが、ボタンをはめることもないあんな場所に、わざわざ穴を開けるなんて無駄な手間だと思えるのですが?

●謎を解く鍵は、背広の起源にあった。
もともと西洋の紳士用の服は立て襟だったが、簡略化され窮屈さを取り除いていくうちに、現在の背広の形になったと言われています。その立て襟時代の第一ボタンの名残が、あのホールなのだそうです。

この穴はラペルホール、あるいはフラワーホール、バッジホールと呼ばれています。元々は軍服や作業着の防寒用に第1ボタンがあった名残だそうです。ここを留めると詰襟の上着になったんですね。19世紀頃のイギリスではパーティーの時にこの穴にバラやカーネーションなどの花を挿していたため、フラワーホールという名が付いたようです。

一般にラベルホールと呼ばれていますが、実は別名フラワーホールともいわれることから、ここの花を差す習慣があったことが判ります。20世紀はじめごろには、こうした背広を着用するのは上流階級の男性にかぎられ、ディナーに出かけるのにここに花を飾っていくのがおしゃれとされたようです。

現在でも、結婚式でみられる、新郎がタキシードの胸に花嫁のブーケとおそろいの花を飾るあのスタイル、これが紳士の正装だったのでしょう。

サラリーマンの制服と化し、一時期は"ドブネズミスタイル"とさげすまれるようになった背広ですが、いまでは会社のバッジをつけている人がほとんどですね。社員章が現代サラリーマンにとっての花ということになるのでしょうか。実際に花らしきものがあるとすれば、議員バッジの菊と弁護士バッジのひまわりくらいですね。

カフス


一方、袖口には2連あるいは3連のボタンだけが付いていますね。ここも元々は袖をまくるために開閉が出来たボタンの名残だそうです。カフスと呼ばれるこの部分、現在ほとんどは開閉出来ない「開き見せ」ですが、「本開き」や「本切羽」という開閉できるタイプも残っているそうです。


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最終更新日  2009/11/19 02:09:07 PM
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