カテゴリ:映画
※FMとやま『シネマの細道』 2009/9/16放送分紹介作品(1)
ブログというより、映画の感想を書く時間があんまりなくて、 でも、自分勝手な使命感みたいなものはありまして… とりあえず、短くても書いておこうかな…と 『TAJOMARU【タジョウマル】』 (9/12~:TOHOシネマズファボーレ富山、TOHOシネマズ高岡) 公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/tajomaru/ 室町末期が舞台。 代々、都の治安を守る官職を務める畠山家の次男として育った直光は、 家督や財産には興味がなく、幼い頃からの許婚・阿古姫と結ばれさえすれば、 将来は兄・信綱を助けて生きれば良いと考えていたが、 将軍・足利義政の一言で、畠山家には骨肉の争いが生まれることに…。 台詞に時代感覚が乏しいのですが、展開という点では面白い脚本でした。 芥川龍之介の原作が良いってことなんですかね。 予告編は小栗旬さんら若い俳優さんたちが前に出すぎていて、 こりゃ軽い映画なんじゃないか…と、あまり期待していなかったのですが、 萩原健一さん、近藤正臣さん、本田博太郎さんら、 ベテラン陣の味のある演技が作品全体をきっちりと引き締めていて、 しっかりとした雰囲気のある映画になってました。 ぶっちゃけ、多襄丸はそんなに格好良いかなぁ? あの時、なぜ彼は畠山家に行ってしまったのか? 盗賊のまま人生を終えたって悪くなかったと思うのだけど…。 ことあるごとに泣いちゃったりして、何だか青いぞ多襄丸 逆に盗賊の道兼とか、阿古姫の方が格好良い 桜丸は悪役ですが、当時は野心家の方が魅力的だったりもします あと、これはラジオでもブログでも前から申しておりました「正義の概念」を、 義政も映画の中で語ってました。彼の場合は、ちょっと詭弁が入ってますが…。 にしても、畠山家の家臣たちは、 主君がコロコロと代わることにどんな思いでいたんでしょうねぇ。 その時の主君の命に従い、駒の用に闘わねばならぬのは哀れですなぁ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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