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『宇宙人ポール』
(2/4~17:シアター大都会) 公式サイト:http://paulthemovie.jp/ 《あらすじ》 SFオタクのイギリス人青年クライブとグレアムは、 全米最大のコミコン(コミケ)と米中西部のUFOスポットをめぐる旅を楽しんでいた。 途中、ネバダ州のエリア51を通りかかった2人は、ポールと名乗る本物の宇宙人と遭遇。 ポールを故郷に帰すため奮闘することになる・・・。 《感想》 今のところ、僕が今年観た映画13本の中で、「爆笑」という意味においてはこれが一番 基本は過去のSF映画をリスペクトしたパロディーで、 『E.T.』や『未知との遭遇』など、僕にでも分かる名作から、 僕には分からないコアなものまで(あるに違いない…)パロってます。 クライマックスで登場する彼女なんか、もう出てきただけで説得力満点 でも、この映画が面白いのは、単なるパロディーのオンパレードではなくて、 元ネタの映画を知らない人でも楽しめるギャグも満載なところです。 男同士の親友2人で旅していると、アメリカ人はゲイと決めつけちゃうんですね。 その他にも「アメリカだから・・・」というネタがいろいろとあって、 それらをアメリカ人はどう受け止めているのかは分かりませんが、僕は面白かったです。 また、クライブはSF作家でグレアムはイラストレーターなのですが、 グレアムが書いたポールの似顔絵には「ある文字」があったことから・・・とか、 ある場所で出くわした人物に別の場所でも出くわして・・・とか、 いわゆる「仕込みの効いた」ギャグが多くて、そういうのは僕好みなんです。 その他では、道中で敬虔なクリスチャンの女性ルースを巻き込むことになるのですが、 彼女(と彼女の父親)は信条からして宇宙人の存在など信じるはずもなく・・・。 アメリカ政府が宇宙人存在を発表しないのは、そういう理由もあるんですかね。 (単に本当に存在を確認していないだけかもしれませんが・・・) そして、なんといってもポールの存在です。 彼はアメリカに60年も住んでいたので英語がペラペラで、 ビールとビスタチオと◎◎が好きで、感覚もアメリカンナイズされています。 考えてみれば、クライブ、グレアム、ルースよりも長く地球にいるんですよね。 60年前からいたおかげで生まれた文化もあるようですよ(笑)。 全体的な雰囲気はB級映画ですが、脚本は細かいところまで考えられているし、 コメディ一辺倒ではない、成長、友情、愛情も上手く取り込んだA級(?)娯楽映画です。 敢えて不満を1つだけ挙げるなら、そこははっきりと描いているわけではないのですが、 こういう話なら、一人も死なせずに終わらせて欲しかったなぁ・・・ということぐらいです。 最近、ポップコーンをポリポリ食べながらの映画鑑賞にハマりかけてまして、 この作品などは、そんな風に楽しむのにピッタリな1本だったように思いました。
最終更新日
2012年02月17日 02時39分15秒
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