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オペラ座の怪人」65 ロッテ?
クリスチーヌとラウルは幼い恋人同士だったそうです。うん、ラウルはクリスチーヌのスカーフが風に飛ばされて海に落ちたら、服を着たまま海に飛び込んでとってきてあげたんですって。子どもの頃から活発で優しい人だったんですね。さて、クリスチーヌは「リトルロッテ」と呼ばれていたそうです。 「リトルロッテ」って何?「ロッテ」といえば、お菓子メーカですよね。「二人のロッテ」という小説もありました。読んでませんけど。クリスチーヌの名前は「クリースチーヌ・ダーエ」。じゃあ「ロッテ」って何でしょうか。それこそ何か手がかりがあればとお菓子メーカーのロッテのサイトにアクセスしました。するととてもおもしろいことが書いてありました。 「ロッテ」は「シャルロッテ」の略なんですね。そしてゲーテの「若きウェルテルの悩み」に登場する美しい女性にちなんでいるのだそうです。美しき恋人「シャルロッテ」の略が、「ロッテ」なんだそうです。それで「お口の恋人」なんですと。しゃれてますなあ。ロッテさんありがとうございます。 さて、ということは「リトルシャルロッテ」の短縮形が「リトルロッテ」ですね。そしてそれはまさしく「小さな恋人」ということになるわけです。 そしてさらにおもしろいことには「シャルロッテ」はCharlotteとつづります。これをイタリア語で読んだら「カルロッタ Carlotta」と非常に近いですね。ここまでくるとちょっと自信がないかな。 いずれにせよ「ロッテ」ってそういう「女の子とのお友達」っていうイメージなのかも知れませんね。 「オペラ座の怪人」64 サウンド比較 だんだん書くネタがなくなってくるかな。ちょっとオーディオ的な角度から。 映画のサウンドトラック盤もけっこう売れているのでしょうね。 ミュージカルではオリジナルロンドンキャスト盤は大ヒットしました。 僕は今までオリジナルロンドンキャストの国内盤CD、同じく輸入盤LPのアメリカ盤、おなじく輸入盤LPのイギリス盤を聴きました。 数年間、「オペラ座の怪人」を愛好していたことと、長年のレコード愛好の結果です。 サウンドトラックは2枚組を国内盤と輸入盤で愛聴しています。 このオリジナルキャストとサウンドトラックの聴き比べもたのしいです。 それぞれの歌い手については、既に書きました。繰り返しになりますが、 僕の好みでは、 ファントムは甲乙つけがたく、僅差でオリジナルロンドンキャストの マイケル・クロフォードをとります。マイケル・クロフォードの千変万化の声の方が 「怪人」、「ファントム」の不思議さ、多様性を表現できているように思います。 ジェラルドファントムは、声の音色の少なさを歌い方とボディランゲージで補っています。これはこれですごいことです。 クリスチーヌは、エミー・ロッサムをとります。初代クリスチーヌのサラ・ブライトマンは偉大です。しかし、クリスチーヌのイメージにはエミー・ロッサムの方がより近いと思います。 ラウルはパトリック・ウィルソンが圧倒的です。ジェラルトファントムが圧倒的なファンを獲得しているようですが、この映画はラウルがとにかく素晴らしいところも特徴の一つです。 歌の面でもいかにもミュージカルらしいきれいな声、それからオリジナルロンドンキャストのラウルよりも声が若々しいところが良いです。オリジナルロンドンキャストの方はちょっと老けて聞こえます。 オーケストラ演奏は、オリジナルロンドンキャストをとります。音楽の迫力、音の厚みが違うように思います。 サウンドトラックは、曲によっては100名以上の大オーケストラの編成で演奏していてそれはそれで素晴らしいサウンドを聴かせています。 オリジナルロンドンキャストのオーケストラは、レコードのライナーノートによりますとおおよそ60名でしょうか。 でもなぜか音の厚みはオリジナルロンドンキャストの方に軍配を上げます。音の濃さも知れません。 それから指揮者について、これもオリジナルロンドンキャストの方がいきいきとしたエネルギッシュなサウンドづくりと音楽の流れを作り出しているように思います。 序曲の「ダーン、ダダダダダーン」のところの「ダーン」から「ダダダダダーン」と半音階で下降するところに向かうまでのエネルギーのためがオリジナルロンドンキャストの指揮のマイク・リード氏の方がパワフルです。 サウンドトラックを指揮しているムッシュ・レイエじゃなくってサイモン・リー氏はその辺りがいささか淡白で音楽だけで聴いた場合、そこはかとなく物足りなさを感じます。 やはり「サウンドトラック」という性格上、音楽と映像との共同作業でありということでしょうか。最初から音楽だけで全てを伝えおうと意図して作られたオリジナルロンドンキャストの録音の方が、音だけを聞いた場合には説得力を持っているのかも知れません。 オリジナルロンドンキャストの録音は1987年でしょうか。その辺りだとデジタル録音初期か、アナログ録音の最後期でしょうか。どうも聴いた感じではアナログ録音の様に思えます。サウンドトラックは最新のデジタル録音でしょう。 ただ、あくまでも僕の好みの問題です。
マコ8896さん
そうかもしれませんね、最近はキーボード系ならなんでもできるから。 でもロンドン版のジンジンジンジン・・という何度聴いても「電気!」てビート音はど~も嫌です。 個人的な好みですけれど。 (2005.04.15 16:03:50)
なるほど…、私もずっと気になっていたんですよ、なんでロッテなんだろう…。ただ響きが可愛らしいからロッテなのかな?とか安直に考えていました。苦笑
私も最近サウンド比較しています。同じくキャストはこっちとかあっちがいいとか色々ありますが、全体的にはロンドンキャスト版のほうが好みです。サントラの方はどうしても平面的に感じてしまう音が多いような気がして…。やはりこちらは映像と一緒になって魅力が出るという感じなのでしょうね。(2005.04.15 19:51:54)
良くお菓子のロッテに行き着きましたね。
ロッテの意味そんな感じで当たっていると思います。 小さな恋人同士だったころのラウルは子供の時から、勇敢な姿を見せてくれていたんですね。 いつも感心しますが、オリジナルロンドン版との比較。 私は映画のサントラしか聴いたことがありませんが。 確かにオリジナル聴いていなくて言うのも変ですが、 サントラ版は重厚感に物足りなさを感じています。 映像と一緒に観ると重厚感はありますが、やはり映像があるからなんでしょうね。 機会があったらオリジナルロンドン版聴いてみるのも面白いかもしれません。 (2005.04.16 00:39:46)
ロッテにそんな深い事情があったとは……(驚)。勉強になりました、ありがとうございます。
2日前から、ロンドン版聴きまくってます(笑)。 ほんとに、20年近く前の音源とは思えない新鮮さにびっくりです。 映画サントラ版も現在の音として好きですが、原点の音はまた違った力強さを感じますね。(2005.04.16 01:32:13)
sanacatさん
ロッテのガーナチョコレート、大好きなんです。僕の場合、あれがチョコレートの原点ですね。 最近食べてないなあ。言葉の意味を教えてもらったお礼に久しぶりに買って食べようっと。 さて、あのラウルがクリスチーヌの楽屋を訪ねる場面の音楽ちょっと不思議ですよね。それで心に引っかかっていたのです。 (2005.04.16 04:47:29)
別人28号/松方浩樹さん
当たっているといいなあと思っています。「ロッテ」は日本で言うと「さっちゃん」でしょうか。 ただし、音楽担当のロイドウェッバーやサイモン・リーが、映像との調和を考えてサウンドトラックを少し「薄味気味」に仕上げたとしたら、それはそれですごい見識です。 (2005.04.16 04:51:05) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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