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カテゴリ:映像・音楽
前編・後編と一度しか見ていないので、うろ覚えな点はご容赦ください。
映画にかなり期待していた一人だったのですが、 前編はギャグの上滑りとエンディングの寂しさに(二重の意味で)泣いた。 それでもマルレオケのボロボロボレロなどでは大笑いさせて貰ったので、 (後編公開前にテレビ放映したダイジェスト版でもう一度大笑いした) 映画作品としてはまだ良かったのかもしれない。 問題は現在公開中の後編である。 連ドラ、スペシャルドラマと続けてきて(他にアニメ版も3期あり) 集大成となるはずの本作品なのだが。 原作で筋を知っているはずの自分が、 後編ではのだめの心情を理解できないのであった。 なぜのだめが映画丸々一本分使って苦悩しているのか、理解できないのだ。 「これくらい、音楽やってる人だったら、普通にいつでも日常的に直面してる問題じゃ???」 音大編で、生活苦でオケとバイトの両立に悩むキャラに クールな千秋がごく少ない言葉で突き放すシーンがある。 映画ののだめの苦しみは、それと同じようなレベルに思えてならないのだ。 原作の後編のストーリー展開は、ファンの中でも評価の分かれるところなのだが しかし、のだめが苦悩してドつぼにはまっていくさまは、 それなりにファンをひきつけていたはずである。 映画が表現しきれなかったのは、エピソードや台詞の取捨選択に問題があったためなのか。 最後は平凡なラブストーリーで終わってしまった感がある。 マンガの映像化成功例に燦然と名を連ねる本作が、 これで締められるのかと思うと、つくづくもったいない。 とりあえずもう一枚前売りを持っているので、それ見てまた考えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月25日 03時23分27秒
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