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カテゴリ:政治
今日の石破農水大臣の小沢一郎民主党代表の、西松建設からの「企業献金」問題についてブログのコメント・・
(前略) 「どこからいくらもらったか、そこまで私はいちいち知らない」との発言や、鳩山幹事長も述べている一連の検察批判には、相当の違和感を覚えます。 その中で、渡部恒三元副議長が「長年の友人である小沢氏を信じる」と述べていたのは誠に印象的でした。 これだけでいいのではないでしょうか。 かつて田中角栄氏の疑惑が報じられたとき、亡父が「田中は金など貰っていない。田中がそう言うからにはそうなのだ。いいか、人を信じるとはそういうことだ」といっていたのを思い出しました。 (後略) 昨日の参議院の国会においても、石破大臣は野党からの質疑に対して他の大臣に比べてより具体的で、しかも聴く人全てに理解しやすい明快な答弁だった。 そんな卒のない大臣だが、上記の同大臣のコメントでは又人間として人と人の信頼関係をも裏切らない・・という暖かさを感じる。 政治は何もかもオープンで明らかで綺麗に物事が行くというそんな単純な世界ではあり得ないと思う。人と人、人と金・・人、物、金を政治という場で円滑に動かすノウハウは、素人から見ても紆余曲折なものだと想像出来る。但し、法治国家として民主主義社会として成り立たせるには一定の秩序が無ければ無茶苦茶になってしまうので、そこはルールを設け、守って政治的モラルも同時に守っていかねばならないだろう。私企業においてでもコンプライアンス(法令遵守)が存在するのだから。政治の場ではその一つが政治資金規正法なのだろう。それを犯しては罰せられることもある。しかし、人をいたずらに殺めたりする犯罪なんかは他人の命を奪ってしまうワケだから、取り返しのつかない犯罪だが、政治的な法律違反は、直接その人の人間性にかかわるとは限らない。(中には悪質な確信犯も無いではないが・・。) だから今回の企業献金問題で親しい友がそういう政治的な犯罪に問われた場合(決して小沢氏を擁護するつもりはサラサラないけれど・・)掌を翻したように聖人ぶって批判するのも義理人情に欠けそうな気がするし、さりとて民主党幹部のように(確証を得ないと逮捕にまで至る筈が無いだろう)検察を批判するのも本末転倒だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月10日 18時16分43秒
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