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制限での大きな勝利を皆に教えてあげようとスカイプにINしたまこっつでした。
「こんこんー^^」 「まこっつ、GVやで。」 「ん?今、俺鯖間してたんや。」 「いや、ネズミーのGVや。WIZで出てくれんといかんで。」 「いや、俺、ネズミーにWIZおらんやん。」 「いや、だから入れて出るんや。」 「30分後にGV始まるから頼むで!」 と、短い3分ほどの声でのやりとりがありました。 うれしい報告をして、落ちようとしたのですが、そんな間も無く考える暇はありませんでした。 「いや、まこっつおらないかん。WIZの数が足らん。無理無理無理無理」 「そんなに強い所とGVするの?」 「全鯖最強ギルドやで!」 「ほー、すごいな。」 全鯖最強ギルドという響きがすごいですよね。確かに掲示板などでも前評判は高く戦闘民族なら誰でも一度は戦ってみたいと思いますよね。その全鯖最強のギルドと戦ってみたかったので、迷いを振り切ってネズミーランドへ。 適当なステ振りですが、装備がはずれることは免れてそのまま良い具合にGV会場へ。しかし、あまり時間が無かったのと、これまた初めてのGで初めてのGVだったので否応無しに緊張しました。 「みんなと呼吸合うかな。」 聖水氏を始め、サンライトメンバーもいるギルドではありますが、サンライトではありません。もう今は、幸せの国ネズミーランドという違うギルドです。相手の情報も「全鯖最強ギルド」という触れ込みでもう怖いったらありゃしない。 WIZが3名(いや、自分のWIZが500台ということを考えると2.5人位)と生命線ギリギリでPTが組まれていきます。人数は13名。相手様の先発人数は3PTという驚異的な人数差もあって、試合の組み立て次第では全滅の可能性もあったのではないかと思います。 しかし、ここでも異常に士気は高く負けたとしても意地を見せれるようにと強く言い聞かせて試合に臨みます。 まず、事前に「奇襲されたら滅びる」と初期位置から左上へ展開するルートで支援を行いました。その後、右へ展開して、相手と衝突です。ここでの衝突で全てが決まる可能性がありました。運命のファーストコンタクト・・・。 「裏切り!裏切り!」 のっけから双方裏切りを駆使して先制点を狙いに行きます。意外にも先制したのはネズミーランドでした。その後、一旦引いて注意点を確認します。 「霊術スキル使用時はとにかく引くこと。天使は常に衝突位置から遠く離れておくこと。裏切りへの対応には万全を期すること。」 裏切りへの対応については、「約定時万病」を原則として徹底的にその元を断つしか方法がありません。 「万病押せ、万病。約定きてる」 と、忙しい声がスピーカーからこだまします。緊迫し続けます。一つミスをすればPT崩壊という崖っぷちの戦いです。天使のコルを有効利用するしか勝機が見えません。 「コルコルコル。ワーム来てる」 ワームでの移動バグにも苦しめられながら、切迫した展開続きます。裏切りとラーハルトorたこすけという展開でしか点数を取ることが出来ないのでワンチャンス逃すと大きく勝利から遠ざかってしまいます。 ここで、2PT目の崩壊が始まります。500台のBISなので油断をすれば一瞬でその姿は死体へと変貌します。その後、武道2名が倒れて連続失点となりました。 「しゃないしゃない。これは、しゃない。」 非常に痛い失点であったのは事実ですが、まだ大丈夫だと自分達を鼓舞しつつ再度衝突します。 「武道PTへのフォローも視野に入れないと・・・。」と考えました。 しかし、それが裏目に出てしまいます。 中盤を過ぎて終盤に差し掛かるあたりに2PT目が分断して1PT目と並行して動けなくなるトラブルが発生します。 「あ、行かないと。」と思うよりも2PT目に近づきます。 その瞬間でした、足止めし合っている所に入って味方武道にアスヒをかけようとしたところを相手シフ様に見つかってしまい、DTHを打たれます。その時ぞっとしたのを覚えてます。 HPが28000、防御が16000の状態だったのですが、一瞬で本当に一瞬でHPが2割まで減りました。 「まこっつ、危ない!」 コルで難を逃れましたが、非常に危なく、コルが無かったら死んでいたと思います。動いても居たのに自分へアスヒをする反応すら出来ないまま死ぬかと思いました。 「一人の火力で?やばいな。」 たこすけさんと同じ位のダメージなんだろうと大体のダメージを予想していました。一人なら大丈夫だと思っていた自分の認識の甘さを痛感しました。これが鯖間GVで一番怖いです。 今後の教訓としたいと思います。 しかしながら、本当に切迫しており、誰がいつ死んでもおかしくない状況でした。制限ではレベルが制限されているのでダメージも限界突破する人はごく一部です。 しかし、私の無制限WIZはレベルが563と決して高いとはいえません。腕もしょっぱいです。もうちょっと硬くなりたいなと思うのですが、それもなかなかうまくいかず・・・。 そして、最後の危機が訪れます。 「え。支援切れた。」 恐らく霊術師のスキルを食らってしまい支援が全て剥がれてしまいました。 「でも、ここで支援が切れたことを伝えると動揺が走ってしまう。混乱を避けたいからこのまま続けるしかない。」 残りの時間は約5分でした。敢えてその事実を伝えないまま試合は佳境へと向かいます。 「ブレエビ無いから、バレたら蒸発するな。」 もう、衝突地点には飛び込んで行けないので、コルで衝突地点へ行くと外へ大きく逃げます。味方のHPが減ればテレポで重なってまた外に戻るという方法でこの5分間凌ぐしかありませんでした。 いやーしかし、なかなかそうは行きません。レベルが低いことが災いして透明が無効化されているので武道さんにすぐ見つかります。もっとギリギリまで後ろに下がらないと火力の人に見つかったらあの世行き・・・。万病も残り少なくなってきているのでフルチャを駆使して必死に逃げます。 残り1分表示でスコアは、5000-2300程度だったと思います。 「よし、最後行こう!油断するなよ!」 と、BISさん。死力を尽くした戦いに間もなく終止符が打たれようとしています。全鯖最強ギルドからの勝利は目前! ただ、スコアで言うと700台が3人死ぬと分からなくなってしまいます。1分でも崩壊も十分ありうる展開です。終了間際にも得点することになり、その瞬間我々は勝利することが出来ると確信しました。 「でかい!この得点は。」 そして、試合終了。誰もが敗北する可能性の方が高いと踏んでいた鯖間GVは、ネズミーランドの勝利でその幕を閉じたのでした。その間のスカイプは歓喜する声が流れていました。 何か、本日の2試合は非常に疲れました。死ななくて良かったです。無制限の方は裏切りに2回かかったのとシフさんの攻撃の計3回死亡フラグだったと思います。コルに助けられました。 もう、しばらくこういうガチガチのGVは遠慮したいです。また、危機的な状況ならGVに出てみたいと思いますが・・・。勝因はメンバーが開き直ってなりふり構わず相手に挑んだことだったと思います。次やって勝てる保証は何処にもないと思います。点数を見てもらえれば分かりますよね。 もう疲れました。本当に。2つの対戦してくださったギルド様ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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