ジョエル・ロブションの本を買いました(^^)
彼は若くしてミシュランの三ツ星を史上最短記録で獲得した、
フレンチ界の<超>カリスマです。
ヨーロッパのみならず、アジア、アメリカなど、全世界に
その名を轟かせている彼が「家庭で作れる」というコンセプトの
料理本を出版したとあっては、素通りできません!
その名もずばり
「ジョエル・ロブションのお家で作るフランス料理」
なんてひねりのない分かりやすいタイトル。
そして、シンプルこの上ない表紙。
しかし。この内容がすばらしいです。
写真もたくさん載っているのですが、レシピ本というよりは
美術誌のようです。
ワタシは各国料理を色々つくりますが、中でもとりわけ
仏料理にはイマイチ疎く、知識レベルは恐らく子供並み・・^^;
なので、まず、料理名を聞いてもピンと来ない。
ヴァプールとかヴルーテとかブレゼロティとか言われても、
頭上にデッカイはてなマークが回転しはじめるのみ。
でもこの本を読むと、美しすぎるお料理の写真と共に、
非常に分かりやすいレシピが載せてあり、
一見すると「どうやって作ったんだ?」というものも
なるほど~と、疑問を紐解くような構成になってます。
しかも、どれも素材の長所をちゃんと生かした料理で、
いじくり倒して奇をてらったモノでは決して無いのが素敵。
でも、家庭で作れる、とはいえ、初心者向けではない・・。
それなりに手間をかけ、時間をかけ、砕身した者だけが
作りうる一品、と言う物が多いです。
(プロから見ればそうでもないのかもしれませんが)
でも、写真集代わりに眺めているだけでも、十分楽しい♪
キレイな器にセンス良く盛り付けられた料理の写真は、
芸術作品のように品が良くてジュエルのように美すぃ~。
マンネリ料理をローテーションしているワタシには
かなりの刺激になりました。
料理の奥深さを改めて感じさせられる一冊でした。
欲を言えば、このお値段ならもう少しページ数があっても
良かったのにな~・・と。
欲張りなワタシでした・・・^^;
↓ブログランキングに参加中です。
下のボタンを1回ずつクリックしてくれると嬉しいです(*^_^*)