|
|
|
|
| +ホーム +日記 +プロフィール +オークション +掲示板 +ブックマーク +お買い物一覧 |
|
│<< 前のページへ │一覧 │
★今回は特別にイラスト公開です!★ 小説「眼鏡紳士縄地獄」3 3.縄師・大河原 夥しい数の縄、妖しい光沢を放つ革、不気味な音を立てる鎖、べっとりと血痕の残る木馬・・・ひと目で拷問部屋とわかる薄暗い船倉の地下牢は真夏と言えどもヒンヤリと薄ら寒い。 この道四十年、数え切れないほどの男の肌を縄で彩って来た俺も、福沢の女のように美しいヌードに思わずゴクリと唾を呑み込んでいた。 褌のもうひとつの男奴隷の衣装・・・それはもちろん『縄』。 たった1本で人間の行動を制限でき、挙げ句にはどんな屈強な男も自由に操ることさえ可能な『縄』。 その妖しい魅力に取り憑かれたように、俺は毛羽立った男用の太い麻縄を福沢の肉感的 な男体に食い込ませてゆく。 後ろ手と胸縄腹縄、更には股縄までを打ったところで、福沢がその小さなピンク色の唇からうう、と小さな声を漏らした。 「うっ・・・ひいっ。何だ、これは。」 己の身のあまりの変わり様に、福沢が目を剥いて素っ頓狂な声を上げて飛び起きた。 「まあ・・・素敵な乳縄。」 笑いを堪えて呟いた多摩世と俺を見咎めた福沢が、その平たい胸に掛けられた乳縄に頬を赤らめる。 「貴方たちはいったい・・・私をどうしようというのですかっ。」 「気が付いたか。ようし・・・逃げられんよう、あんよに足し縄をするか。」 俺は使い込んで黒ずんだ麻縄の束を手に福沢の前に立ちはだかった。 「ひっ・・・く、来るな・・・。」 いかにもエリートといった風情の知的そうな男が今、褌一丁で冷たい地下牢の床の上を立て膝で後退りしている。 その、暴漢を前にした処女のように怯える表情がますます俺の加虐心を煽り立てる。 「ネクタイなど締めているより、その腰の褌の方がよほどお似合いですぜ・・・支店長さんよ。」 麻縄の束を多摩世に渡し、俺は立ち上がろうとする福沢の長い脚を素早く掴み上げた。 「あひぃ・・・な、何をっ・・・。」 「胡座にするかい、それとも吊し上げるのも一考だな。」 大の男とはいえ、帰宅途中に薬を嗅がされ気が付くと地下牢に褌一丁で囚われの身。 おまけに2メートル近い大柄なヤクザ風の俺に荒縄片手に迫られれば、福沢が青ざめて小刻みに震えるのも無理はない。 「そうねえ・・・まずは、フィギュア上がりがどれほど柔らかい身体か見せて貰うとしようか。よし、海老にして頂戴な。」 「そうら・・・大人しくするんだ。」 多摩世の掛け声で、俺とトミエは福沢を縄人形へと堕とすべくその身体に馬乗りになって組み伏せ始めた。
小説「眼鏡紳士縄地獄」2 2.奴隷商人・多摩世 「さあ、これで最後よ。トミエさん、よろしくね。」 「はい、了解しました。多摩世様。」 私の指示で、トミエがいそいそと10個目の大風呂敷を解き始めた。 屋敷から運び出した風呂敷包みを積んだこの船は、既に船首をマカオに向けて動き始めている。 夫と2人で山奥の洋館に暮らす私の真の姿は男専門の奴隷商人。 ホームレスを使って蒐集した男たちをマカオに運び、月に1度開催される奴隷市で世界各地から集まるS趣味のセレヴたちに売り捌くのが私の仕事だ。 洗練された日本人の男は、有色人種の女性サディストたちにとって最高級の奴隷となるらしい。 それどころか女性だけでなくアラブやアフリカ諸国の男からも絶大な人気がある。 夫である大河原は私の最高のビジネスパートナーであると同時に、素晴らしい縄師でもある。 もちろん私も捕縄術に長けてはいるが、やはり逞しい肌にはより強い男の力で縄を食い込ませることが重要なのだ。 奴隷市では毎回、客の要望に沿った男を商品として出品することにしている。 今回のテーマは『眼鏡のビジネスマン』。 今も、奴隷の衣装を着せて檻に放り込んだ男たちは皆、客層に合わせた三十代の知性的な眼鏡リーマン揃いである。 そんな彼らには1人づつ、優秀な熟女調教師が担当として付くことになる。 最後の風呂敷包みに入っていた福沢崇の担当は、最も大柄で威圧的なトミエであった。 「これはこれは、芸術品のような身体をしてるじゃありませんか・・・うひひ。」 涎を垂らさんばかりに衣服を剥いでゆくトミエが言うとおり、福沢は世間の三十男からは想像できないきめ細やかで白い肌と筋肉質な身体の持ち主であった。 スケート以外でも何かで鍛えているのか、と思いながら適度に熟れた福沢の身体を裏返してみると、期待どおり尻だけは丸くむっちりとしている。 「いよいよ、ここはどんなかなぁ。」 トミエが目を輝かせてボクサーブリーフを摺り下げると、その端正な容姿には不似合いな立派な一物がポロリと飛び出した。 「さあて・・・奴隷の衣装を着けてあげようねえ。」 中年男とは思えないアドニスのような福沢の裸体に、トミエが六尺褌をきりりと締めてゆく。 福沢のように普段は颯爽としたスーツに身を包んでいる男にとって、褌一丁の身は丸裸よりも惨めなものであろう。 しかもパンツなどとは違い、男奴隷の大小便の世話にも褌は至極便利な代物である。 「さあ、いよいよもうひとつの奴隷の衣装を着けて貰いな。」 そろそろ目を醒ましそうな福沢を尻目に、私はニヤリと大河原を見遣った。
★イラスト付き★ 小説「眼鏡紳士縄地獄 ~続・首輪のニュースキャスター」1 1.女ホームレス 「まあ・・・いいじゃない。眼鏡が良く似合って・・・賢そうな顔をしているわ。」 奥様の満足そうな第一声に、私はほっと胸を撫で下ろした。 薬が強力だったと見えて、大風呂敷を拡げた床の上でそのビジネスマンは未だ目を閉じたままである。 「福沢崇、35歳、早慶大学卒。四菱USA銀行に入行後は順調に昇進を遂げ、現在はこの若さで芦谷支店長の肩書き。幼少の頃からのフィギュアスケートは全日本で入賞したほどの腕前とか・・・それでご覧のとおり身体つきもしなやかなようだな。」 ポケットにあった名刺と免許証から調べ上げた情報を並べる旦那様の言葉など耳に入らない様子で、奥様が値踏みするように福沢の周囲をひと回りする。 「それにしても・・・貴男の縄捌きは相変わらず見事ね。」 福沢の高手小手の限界まで捻り上げた白いワイシャツの腕を感心した様子で観察していた奥様が、感心した様子で呟いた。 「そうかい・・・。中背とはいえ男だから、やはりこれくらいは手厳しくないとね。」 高名な縄師である旦那様はいつものように、福沢にも容赦ない縄打ちを施されていた。 「このむっちりとした尻など・・・奥様には堪らないんじゃありませんか。」 尻のビキニラインを浮き出たせ、肉棒と双球の形まで露わに福沢の股間に食い込む股縄を私はグイと引いた。 「ふふ、心配しなくても今回はボーナスも弾むわよ。何たってこれほどの粒揃いも珍しいからねぇ。ふう・・・これでやっと10匹揃って、なんとか今晩の出航に間に合いそうだわ。」 その頬に安堵の表情を浮かべて、奥様が私に分厚い封筒を差し出した。 「ありがとうございます。」 「また次もお願いね。」 私の礼の言葉にそう答えながら、奥様がサングラスを取り旦那様と冷酷な笑顔で頷き合った。 『眼鏡を掛けた知性的な妙齢のビジネスマン』・・・今回の奥様の依頼にも細かい注文が付いていた。 ガタイが良くムッチリとした尻の男、というのは言うまでも無い。 やはり、運良く通りかかった帰宅途中の福沢という男に目を付けた私の目に狂いは無かったようだ。 先の依頼は『逞しいバイカーの若者』だった。 あのライダースーツが良く似合っていた坊やも、今頃は妖しい光沢を放つ黒革の拘束具で雁字搦めに縛められて変態趣味の有閑マダムの股間にでも舌を這わせているのだろうか・・・。 そんなことを考えながら、私は手に入れた分厚い封筒の中身を覗き込んで思わず頬を緩ませた。 これで元の生活に戻れる・・・仲間と山分けしても、先のバイカーの若者の分と合わせればかなりの金額になりそうだ。 「でも、もうひと仕事引き受けるのも面白いかな・・・。」 人里離れた洋館を後にしながら、私は男を攫う悦びに酔い始めている自分に気が付いた。
お待たせしました、新作のご紹介です! タイトルは『眼鏡紳士縄地獄』。 またひとり、男が人里離れた洋館に囚われた! 美形の銀行マンの柔肌を苛む非情な緊縛責め。 地下牢で妖しく微笑う女主人の正体とは・・・。 乞う、ご期待!!
小説「首輪のニュースキャスター」10(終) 「よいしょ、よいしょ・・・。」 2人はさっそく青年を梁から降ろし始めたが、最も若い女ホームレスだけは素っ裸で吊られた阿部の周りを離れずに哀れんだ視線を送り続けている。 「見てご覧よ・・・この品のある顔といい綺麗な身体といい、とても喜んで年寄り相手に変態プレイをする輩とは思えなくてねぇ。『助けてくれ』とばかり言ってるし、きっとこの男も奴等にとっ捕まったに違いないよ。」 「そう言やそうだねえ・・・確かに言うとおりだ。」 青年を運び出す手をふと止めて阿部を見遣った2人のホームレスがそう答えた途端、母屋の方から物音が聞こえた。 「仕方ない、そいつは諦めな・・・急ぐよっ。」 仲間にそう諭されたものの、その若い女はすっかり愛らしい風貌の阿部に情が移ってしまった様子である。 「可哀想に・・・。」 「何してるんだい、早くしなっ。」 先に青年をリヤカーに積み終えたホームレスが若い女を呼びに来た。 「悪いね・・・あとは自分で縄を解いとくれっ。」 若い女が、背中で括られた阿部の掌にポケットにあったナイフをそっと握らせた。 「何てこったい・・・。」 シゲ代の納屋では梁から垂れ下がる青年の抜け殻の縄を前に、寅吉と農婦たちが呆然と立ち尽くしていた。 「誰だい、あのバイク乗りをかっ攫っていったのは・・・ええっ。」 「・・・ホ、ホームレスが・・・。」 シゲ代に憎々しげに床を向く髪を掴み上げられ、阿部が額に脂汗を滲ませながら瀕死の表情で呻くように答えた。 「やっぱり・・・奴等に連れ去られぬよう、これから阿部さんには縄の上から頑丈な鉄枷も嵌めて鎖で繋いでおかんといかんな。」 寅吉がそう言い終わらないうちに、納屋の中を徘徊していたキク子が阿部の手のあるナイフに気付いて顔色を変えた。 「何だい、これは・・・。」 「・・・わかった。阿部さんが、助けてくれたら後で金をあげるとか言って女ホームレスを言いくるめたんだよっ。さっきもシゲ代ちゃんを買収しようとしたじゃないか。」 ハツ枝がそう言うと、キク子もなるほどといった表情で頷いた。 「何と言っても、口の巧いキャスターだからねぇ・・・自分が助かりたいためにあの兄ちゃんを身代わりに差し出したんだよ、きっと。そうに違いない。」 「ちっ、違います・・・。」 身に覚えのない濡れ衣に青ざめる阿部の反論など、怒りが込み上げみるみる鬼のような形相を呈しはじめたシゲ代の耳に入る筈がない。 「我が身のためにせっかくの獲物を売り飛ばすとは・・・ようし、そういう狡賢い牡犬はこっぴどく折檻しなきゃねっ。」 「阿部さんには縄や鉄枷だけでなく、絶えず厳重な轡も必要なようですな・・・そうじゃ、儂のこの汚れた褌を咬ませるとしようか。わっはっは・・・。」 「バシッ、バシッ・・・。」 「うぎゃぁ・・・。」 寅吉の高笑いが響く納屋の中で、シゲ代が忌々しそうに阿部のずしりと縄褌食い込む尻を竹箒で力いっぱい打ち据えた。 続編「眼鏡紳士縄地獄」に続く
今回は特別に、カラーイラスト! ★イラスト付き★ 小説「首輪のニュースキャスター」9 「おや、まあ・・・。」 「こりゃまた驚いた。」 納屋の引き戸を開けるなり、キク子とハツ枝が目を見張って素っ頓狂な声を上げる。 縄と鎖が垂れ下がり不気味な檻が置かれた薄暗い納屋の中央に、目映いばかりの洒落たライダースーツに身を包んで目を閉じた青年の姿があった。 青年は革衣の上から厳重に縄掛けされ、こんもりと膨らんだ股間にまでぎりりと縄を通されて梁から逆さに吊るし上げられていた。 「歳の頃はニ十半ばといったところだねぇ。綺麗な顔といい、ガタイの良さといい・・・こんな上物をいったいどうしたんだい、寅爺。」 ハツ枝が突然現れたアクションヒーローのような青年の周囲を、値踏みしながらゆっくりと1周して寅吉に尋ねた。 「それが・・・この若造、トイレを借りたいとやって来たんじゃ。見れば、バイク乗りには珍しい美形の野郎で・・・」 「で、この有様かい。」 シゲ代が薄笑いで、呆れた表情を寅吉に向けた。 「どうやら仲間は居ないようだし、帰り際に思わず薬で口を塞いじまったという訳じゃ。」 「仕方ないね・・・じゃあ、番で飼うとするかい。牡犬同士で交尾させるのも面白いだろうねぇ・・・くっくっく。」 シゲ代が、手にした鎖の先で身震いする阿部を見遣って薄気味悪く含み笑いした。 「ひえっ・・・ひひぃ・・・。」 寅吉が梁に掛けた縄を引くたびに阿部が、縄が見えないほどその割れ目を締め上げる尻を振りながら宙に浮いてゆく。 「お、下ろしてくださいっ。」 ライダースーツ姿の青年の隣に、日本国営テレビの人気キャスターである阿部雄二朗も逆さ吊りで並べられた。 「ぷっ・・・阿部さん、もう3日もウンコしてないだろ。便秘には逆立ちが一番効くそうだよ。」 「心優しいアタシたちが阿部さんの身体を心配しての思い遣りですわ。遠慮せずに好意を受け取って下さいな、ぎゃっはっは。」 ハツ枝とキク子が、丸裸の白い縄人形と化した身を逆さに吊られて狼狽える阿部を見てゲラゲラと笑った。 「ウンコがしたくなるまで、そうやって豚のようにぶら下がってなっ。」 「あひい・・・ぎえっ。」 シゲ代が阿部の尻縄をぐいと引き、その小さな唇から唸り声を上げさせた。 「ううっ・・・。」 阿部の苦しげな唸り声が漏れる納屋の引き戸が、ガラガラと小さな音を立てた。 「やっぱり此処だったよ。おや・・・あの男前のマゾ男も居るじゃないか。」 「えっ、どれどれ・・・。」 女ホームレスの1人が中を覗き込み、続いて他の2人も周囲を窺いながら納屋に入って来た。 ホームレスに気付いた阿部が、逆さ吊りで真っ赤になった顔で小さく呻いた。 「助けてくれ、頼む・・・。」 「ふっ・・・こんな格好にされて、マゾ冥利に尽きるんじゃないのかい。」 「せっかく俳優のようなイケメンのバイク乗りを見つけたのに、あのジジィに横取りされちまって・・・。」 女たちは青年を積んだ軽トラを一旦は見失ったもののシゲ代の家の前で見かけ、もしやと思いこの納屋にやって来たのだった。 「でも、今度はヘマはしないよ。さあ、ババァたちが来ないうちにこの金蔓をいただくとしようかい。」 「こっちのマゾ男はどうする? 一緒に奥様に売り飛ばすかい、それともアタシたちの玩具に貰っておこうか。」 「そうだねえ・・・しかしいくら見た目は上玉でも、奥様もマゾの変態じゃ面白くないだろ。これ以上あのババァたちに恨まれたくもないからね。」 「ほどいて・・・この縄を解いてくれぇ・・・。」 まるで江戸時代の重罪人のように打たれた厳しい縄目から逃れんと身を捩る阿部を他所に、女ホームレスたちが青年を吊し上げた縄を解き始めた。
小説「首輪のニュースキャスター」8 「ただいま・・・阿部キャスターのお帰りでございますよ。」 「おかえり。朝のお散歩、お疲れさま。ちょうど用意ができたところだよ。」 阿部が、その首輪から伸びる鎖をハツ枝に取られて母屋の居間に入って来た。 キク子が、短鞭を食卓の上に置いた監視役のシゲ代に声を掛けた。 「大人しくしてたのかい、阿部さんは。」 「ああ、もちろんだよ・・・脚の鎖は短くなったし、おまけにこのシゲ代様特製の縄褌を締められては走るどころか歩くことさえ儘ならんじゃろう。」 シゲ代の台詞に、阿部の尻の割れ目にズシリと食い込んだ股縄に目を遣ったキク子がクスリと笑った。 1日のうち唯一納屋から出られる機会のこの散歩であるが、阿部が逃亡の機会を窺う様子も無いのは足枷を繋ぐ鎖と縄褌の所為だけではない。 両腕を首の真下まで捻り上げられた高手小手ではバランスが上手く取れず、まっすぐ歩くのがせいぜいである。 更にその真白い歯の間には太い棒状の革轡が咬まされ、助けを叫ぶにも阿部の口からは涎と僅かな呻き声しか漏れないのだ。 「いずれは納屋の中だけじゃなく、散歩も四つん這いで出掛けることになるからね。いひひ・・・。」 椅子に腰掛けたシゲ代の前に、キク子が味噌汁を運んで来た。 「ふふ・・・すっかり素直になったご褒美に、今日からは納屋じゃなく此処で皆と一緒に餌が喰えるよ。良かったねえ、阿部さん。」 「ほら、遠慮せずにお座り。」 キク子の言葉に力無く俯いていた阿部が顔を上げると食卓の下、床の上に小さな筵が敷かれていた。 阿部が此処に囚われてから、既に数日が経とうとしていた。 一切の衣服を与えられない全裸、檻の中での排泄・就寝、厳しい緊縛と猿轡、首輪を引かれての屋外散歩、犬芸の調教、虎吉の手による入浴、そしてこの犬食いの食事・・・初日に施された強烈な折檻にすっかり怯えたと見えて、阿部は殆ど抵抗もせず逃げる素振りも見せない。 もちろん農婦たちも寅吉も、これで阿部が屈服したなどとは思いもしていない。 今にまた本心を見せるだろう・・・己の足元に膝を突き餌皿の残飯に顔を埋める阿部を横目に見ながら、シゲ代が残酷そうに唇の端を歪めた。 「それにしても、寅爺が遅いねえ。どうしたんだろ。」 「それが、電話にも出ないんだよ。風邪でも引いたんじゃないかい・・・あとで様子を見て来るよ。」 キク子とハツ枝の会話を耳にしながら、シゲ代が筵の上に正座する阿部の前に棒轡を差し出した。 「さあ、また猿轡を嵌めるよ。アーンするんだ。」 「頼む・・・お願いです・・・。」 丁寧に言い換えた阿部の態度が愉快らしく、シゲ代が阿部の顔を覗き込んだ。 「何だい、阿部さん。」 「おっ、お金ならできる限りの用意はします・・・今なら警察にも言いはしません・・・だから・・・」 蚊の啼くような小さな声で哀しげに見上げる阿部の垂れ目が却って加虐心を煽り、シゲ子が面倒臭そうに聞き返す。 「だから?」 「どうか・・・どうか、此処から逃がして下さいっ。」 久々に聞く阿部の力強い声に、ハツ枝とキク子も側に寄って来た。 「・・・そうかい、そんなに此処から出たいのかい。」 シゲ代の意外な返事に、阿部だけでなくハツ枝たちも驚いて目を瞬かせた。 「じゃあ・・・私たちの目の前でウンコしておくれよ。もう3日もおまるを汚してないだろ。」 シゲ代の意地悪い、しかも滑稽な答えにキク子たちも大笑いして加勢する。 「くっくっく・・・『おはようジャパン』の美男キャスターがどんな風にウンコするのか、見たかったんだよね。」 「我慢すると身体に悪いよ・・・何なら、浣腸するかい。いっひっひ。」 「新聞紙を敷いてあげるから、今すぐ此処でウンコして頂戴な。そしたら約束どおり縄を解いて差し上げますわよ。」 「うっ・・・そんな・・・直ぐになど無理ですっ。」 羞恥に顔を真っ赤にして狼狽える阿部を見下ろし、せせら笑うキク子たちの後ろから寅吉の弾んだ声で呼び掛けた。 「お愉しみのところお邪魔するが・・・ちょいと納屋まで来てくれんか。見せたいものがあるんじゃ。」 寅吉の思わせ振りなニヤケ顔に、ハツ枝たちが何事かと顔を見合わせた。
小説「首輪のニュースキャスター」7 「誰か・・・助けてくれ・・・かっ、痒い・・・。」 陽が西に傾き、辺りにはもう夕闇が迫ろうとしていた。 阿部があまりにも情けない姿で放置されてから、既にかなりの時間が経っている。 遠くでバイカーらしい話し声が聞こえたが、女ホームレスが怖くて助けを呼ぶことはできなかった。 股間を絶え間なく襲う痒み、空腹・・・阿部は更に尿意と言う、どうすることもできない生理現象と苦闘していた。 「もう駄目だ・・・。」 じょろじょろ・・・ついに我慢も限界に達し、阿部の肉棒から生暖かい液体が流れ出して地面に着いた己の膝を濡らし始めた。 「くっ・・・。」 まるで畜生のように野外で垂れ流さざるを得なかった屈辱に、阿部の頬をひとすじの涙が伝った。 「ぐふふ・・・良いもの見せて貰ったよ。」 突然背後から聞こえた耳慣れぬ女の声に、痒みに気が遠のかんばかりの阿部が我に返った。 「ひ、ひひぃ・・・。」 目の前に現れたボロ布を身に纏った女に、阿部が目を吊り上げて悲鳴を上げた。 「これほどの男前が浅ましい丸裸、まして小便まで垂れるとはねえ・・・。」 「うっ・・・。」 埃だらけで汚れているのは衣服だけではなく、その髪も顔も手足も・・・一目でホームレスとわかる中年女が1人どころか3人並んで阿部を見下ろしていた。 「た、助けてくれ・・・。」 恥も外聞もなく、阿部が真っ先に口にしたのは助けを乞う台詞であった。 だが女ホームレスたちは阿部の言葉になど耳を貸さず、ニヤリと笑って顔を見合わせている。 「しかし、凄い格好だねぇ・・・これがエスエム、ってやつかい。」 「この辺は男日照りの変態ババァが多いそうだから、きっと奴等のお相手のマゾ男だよ。」 「それなら、本人も苛められて大喜びって訳だ。」 絶え間ない痒みとの悶闘に小さな呻き声を漏らし続ける阿部を余所に、顔を寄せてヒソヒソと声を落とす女たちを再び阿部が苦しげに見上げた。 「頼む・・・この縄を解いてくれ・・・。」 阿部の懇願に話を止めた女ホームレスたちが頷き合い、薄笑いを浮かべながら阿部の顔の前にしゃがみ込んだ。 「随分と可愛い顔をしてるじゃないか・・・こりゃあ、奥様が高値で引き取って下さるよ。」 一瞬、女の言葉の意味が解らない阿部が呆けたように目を丸くした。 「くっくっく・・・実はアタシたち、あるお屋敷の奥様からバイク乗りのイカした男を攫って来るように言われてるんだよ。」 「ところが最近は集団で走る奴等が多くて、一人でやって来るバイカーなど滅多に居るもんか。たまに居ても不細工な野郎ばかりでね。」 「・・・。」 「まだ解らないのかい・・・此処のババァのようなキチ○イ女が男奴隷を欲しがっているのさ。あの奥様なら、こんな酷い目に遭わさずにベッドの上で可愛がってくれるよ。キャッハッハ・・・。」 「そ、そんな・・・」 女たちの意図に気づき頬を引きつらせて狼狽する阿部の耳に、シゲ代の大声が入って来た。 「何してるんだい・・・ほらっ、あっちへ行きなっ。」 寅吉と農婦たちのの出現に、女ホームレスたちが慌ててその場を後にした。 「ふう、危ない、危ない。」 「もう少しで乞食女たちに犯られるところだったじゃないか。間一髪助かったねぇ、阿部さん。」 キク子とハツ枝がそう言い終わらないうちに、阿部が待ちきれないといった様子で呻き声を漏らした。 「は、早く・・・縄を解いてく・だ・さ・い・・・。」 「おやっ、まるで発情したメス犬のような喘ぎようじゃないか、阿部キャスター。」 切なく身体を震わせ小刻みに尻を振る様子に吹き出しそうになりながら、シゲ代が阿部の顔に己の顔を近づけた。 「もう、痒くて痒くて・・・気が狂いそうです・・・。」 「ぷっ・・・そうかい、でも首の縄は解いても両手の縄を解く訳にはいかないよ。」 「そんな・・・ほどいて、早くぅ・・・。」 涙声で哀願する阿部の姿をせせら笑いながら、シゲ代が阿部の尻に廻りこんだ。 「その代わり、アタシが阿部さんの悩みを解いてあげるよ・・・さあ、このオチ○チンをどうして欲しいんだい。」 そう言って、シゲ代が脚の間から阿部の肉棒を握りしめた。 「あう・・・も、揉んで・・・揉んで下さい・・・。」 狼狽える余裕も無く、堪らない様子で阿部が小声で呻いた。 「尻のほうは儂が受け持って差し上げますぞ。ほうら、これで少しは痒みを忘れられるじゃろう・・・それにしても阿部アナは女のように綺麗なケツのアナの持ち主ですな。」 寅吉がくくっ、と卑しく笑いながら、阿部の小さな尻穴の周りを毛深く太い指で撫で回し始めた。 「挿れて・・・指を挿れて掻いて・・・。」 阿部が、まるで男を誘う淫乱女のように悶えながら甘い声を上げた。
★イラスト付き★ 小説「首輪のニュースキャスター」6 「ピシッ。」 「あうぅ・・・。」 納屋の外の空き地で、キク子の短鞭が白い尻をぶつ音と阿部の叫び声が交互していた。 阿部は丸裸に剥かれた躯を後ろ手に、寅吉の荒縄でぎりりと縛り上げられている。 更にX型の杭に首を、両脚も括られて阿部は尻を突き出した四つん這いに固定されていた。 鞭が鳴る度に小刻みに震える阿部の白い尻に、ハツ枝たちは目が釘付けになっている。 「そのへんで止しなよ。綺麗なお身体に傷が付くといけないからね。」 キク子の制止でやっと尻叩きが止み、ほっとした表情になった阿部の顔の前に今度はシゲ代が気味悪い瓶を差し出した。 「阿部さん・・・これ、何だと思う。ぷっ、山芋でできた最高級の痒み薬なんだよ。」 「・・・。」 寅吉が、垂れがちの優しい目を丸くする阿部の髪を摑み上げた。 「これからこれを尻の穴とオチ○チンに塗って差し上げますぞ、阿部さん。そりゃあもう、痒くて痒くてどんな屈強な男でも気が狂いそうになるそうじゃ・・・うっひっひ。」 「い、嫌です・・・どうかお赦し下さい・・・。」 痒み薬と聞いて阿部の顔から血の気が引き始める。 「いいや・・・いくら赦しを請うても駄目だ。さあ、塗りやすいように大人しくじっとしてなっ。」 「い、嫌・・・。」 顔を引きつらせて薬を塗られまいと膝を閉じ尻を振る阿部をよそに、尻の後ろに廻ったシゲ代が瓶に筆を突っ込んだ。 「まずはオチ○チンからだよ・・・ほら、大人しくしないかっ。キクちゃん、ハツちゃん、押さえとくれ。」 「よしきたっ。」 キク子とハツ枝が阿部の脚を押さえ付けて膝を開かせる。 動かなくなった阿部の脚の間に垂れ下がる肉棒に、シゲ代が筆で瓶から掬い上げた痒み薬を塗り始めた。 「可愛いオチ○チンだねぇ・・・たっぷり塗ってあげるよ。」 「ああ・・・止めてくれ・・・。」 己の一物が痒み薬まみれになる感触に、阿部の悲鳴が次第にか細くなる。 「さあて、お次はお尻だよ・・・直に気持ち良くなるからね・・・。」 「嫌だ・・・あはん・・・。」 尻穴、更にその周囲の敏感な秘所を筆が這う感触に、阿部が喘ぎ声を上げる。 阿部の浮かべる何とも言えない切ない表情に、寅吉の褌も大きく膨らみ始める。 「ようし・・・せっかくだから穴の中にも塗り込めてしまおうかい。2度と逃げようなんて気を起こさないようにねっ。」 シゲ代が瓶の中身をすっかり呑み込ませんと、阿部の尻穴の中に筆を突っ込み始めた。 「ひいいっ・・・ううっ・・・。」 優しい童顔の阿部が、まるで女のような艶声を吐いた。 「いいかい・・・逃亡を企てた罰として、暫く此処で反省しなっ。改心して素直に言う事が訊けるようになるまで縄を解きはしないよ・・・それまでは飯抜き、当然だけど小便も垂れ流しだからねっ。」 「かっ、痒い・・・あん、ああん・・・。」 鬼女のような形相のシゲ代が忌々しそうに阿部の髪を摑んで顔を上げさせたが、阿部はその威力を発揮し始めた痒み薬の前で気もそ漫ろの様子である。 「そうだ・・・阿部さん、良い事を教えてあげるよ。少し先にツーリングコースがあって、脇の公園が休憩所になっているんだ。そのバイカーに助けを呼べば逃げられるよ。」 ハツ枝の言葉に阿部の身体がピクリと反応して、閉じていた苦しげな瞳を見開いた。 「でもね・・・そこへ行くまでに女ホームレスの溜まり小屋があってねえ。大声を出したらバイカーより先にホームレスが駆けつけるだろうから気を付けて頂戴。」 キク子とハツ枝に続き、寅吉も笑いを堪えて阿部を怯えさせる話を続ける。 「何でも・・・長らく男に飢えていて、男と見たら廃人になるまで精を絞り尽くす連中だそうじゃ。襲われたらおヌードどころか、乞食女に輪姦される写真までバラ撒く事になりますぞ。いっひっひ・・・。」 「そんな・・・ああ、痒い・・・。」 青ざめながらも、ますます狂おしく襲い来る痒みに阿部がか細く身悶えた。 「では、せいぜいお頑張りあそばせ・・・阿部キャスター殿」 シゲ代が阿部の悩ましく振り続ける尻を足蹴にして、農婦たちと折檻場を後にした。 │<< 前のページへ │一覧 │ 一番上に戻る │ |