|
テーマ:妊婦さん集まれ~!!(4733)
カテゴリ:NEWS
子宮頸がんの最新治療(中) 光線力学療法(PDT) 「もうすぐ結婚する予定で子どもも産みたい。婚約者とも話し合い、たとえ子宮の一部であっても切除せずに済めばありがたいと考えた」 東京都内の会社員女性(30)は六月、子宮頸(けい)がんの前がん状態(高度異形成)の治療のため、佐々木研究所付属杏雲(きょううん)堂病院(東京都千代田区)で光線力学療法(PDT)を受けた。 PDTは(1)がんに集まる(2)光に反応する-という二つの性質を持った光感受性物質「フォトフリン」を注射し、同物質ががんに集まったところでレーザー光を照射し、活性酸素を発生させてがん細胞を死滅させる治療法だ。 早期の肺がんや食道がんなどにも用いられているが、子宮頸がんの場合、高度異形成や妊娠・出産を希望する初期がん患者、他の持病などがあるために手術を受けられない患者らの選択肢となる。 治療には約三週間の入院が必要。女性は入院翌日に同物質の注射を受け、四十八時間後にレーザー照射を受けた。膣(ちつ)の入り口から光を当てる方法と、細い棒状のプローブ(探触子)を膣から子宮頸部に入れて直近から照射する方法を併用し、計約二時間半かかった。痛みや熱は感じなかったという。治療は一回で終わるが、同物質が体内にとどまる間は副作用の「光過敏症」で全身の皮膚の腫れやかゆみなどが起こりやすいため、注射を受けた日から約三週間、遮光生活を送る。 女性の病室ではカーテンを引き、蛍光灯を紙で覆って明るさを抑えていた。テレビやパソコンもしばらく禁止。黒か紺色の衣類を重ね着し、廊下に出る場合、頭と顔を覆う手作りの帽子にサングラスをかけ、手袋をはめる。退院後も一-二カ月は注意が必要だという。「暗いところで約三週間を過ごすのは耐えられないと思ったが、将来安心して子どもを産めることを最優先に考えた」と女性は話す。 ◇ 「体にメスを入れずにがん細胞だけをたたくため、外科手術よりも患者の負担が軽い」。PDTのメリットを同病院婦人科部長の坂本優・東京慈恵会医科大准教授はそう説明する。「子宮頸部円錐(すい)切除術」などでは妊娠時に子宮を支える子宮頸部の一部を切り取るために早産率が高まるが、PDTでは「頸部がそのまま残るため、妊娠・出産への影響がない」。 同病院は一九八九年から約五百三十例を実施、97%の患者の病変が一回の照射で消失した。消失後、再発が起きたのは1%弱。このほか子宮頸部を切除して病変の組織検査を行わないため、「担当医の正確な診断力が求められる」と坂本部長は指摘する。治療には健康保険が適用され、入院・治療費は三割の自己負担で約三十万円だ。 PDTを受けられる施設は全国で約二十施設。神奈川県立がんセンター(横浜市)や浜松医科大医学部付属病院(静岡県)などでも受けられる。 (杉戸祐子) おすすめベビー用品 ナカムラ赤ちゃん店 赤ちゃんデパートニワ ケンコーコム 赤ちゃんとママの店マリモ ベビー用品プチまるそ トイザらス・ベビーザらス ベビー用品子供服ぽこあぽこ 楽天ブログランキング スイーツ大好きショッピング 妊娠出産お役立ちショッピング 楽天市場福袋専門店ショッピング 楽天全国おみやげ名産品 楽天ダイエット専門店 楽天市場福袋専門店 スイーツ大好き ダイエット屋 全国おみやげ名産品 発毛・育毛・薄毛お悩み解消サイト 就職転職応援サイト かんたん相互リンクSEO Designed By チワワン子
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.07.11 09:50:53
コメント(0) | コメントを書く
[NEWS] カテゴリの最新記事
|