男の妊娠・出産を映画化!?世界配給へ
【ロサンゼルス12日=千歳香奈子通信員】性別適合手術を受けて男性となってから出産した米オレゴン州のトーマス・ビーティー氏(34)の物語が映画化されることが明らかになった。米バラエティー誌が報じた。5社が争奪戦を行い、英映画製作会社DCDが約60万ドル(約6300万円)で映画化権と世界配給権を獲得。英テレビ局チャンネル4で放送する予定だという。すでに米国やドイツのテレビ局にも同作品の放送権を売ったとしている。 男性としての妊娠を世界で初めて公表して出産した元女性の物語が映画になる。映画化するのは、英独立系映画製作会社「DCDメディア」。作品は1時間のドキュメンタリー映画となる。DCDが作品を発表する英テレビ局チャンネル4、米ケーブルテレビ大手のディスカバリー・コミュニケーションズと3社共同で約60万ドルを出資。DCDがビーティー氏側から映画化権と世界配給権を獲得したという。
英チャンネル4が作品を放送するほか、米国ではディスカバリー・チャンネル内の「ディスカバリー・ヘルス」で放映される方向で最終調整が進んでいる。ドイツのテレビにも作品の放送権を売ったという。
ビーティー氏はハワイで「トレーシー・ラゴンディノ」という女性として生まれた。しかし、自分の性に悩み、24歳で性別適合手術を受けて現在の妻のナンシー・ロバーツさん(46)と交際。法的に男性になった上で03年に結婚した。その後、子宮内膜症のため子宮を摘出したナンシー夫人の"代理母"としての出産を決意。性別適合手術の際に子宮と卵子を残していたため、自分の卵子とドナーの精子による人工授精で妊娠、6月29日にオレゴン州の病院で無事に女児を出産していた。
ビーティー氏は今年3月、あごひげを蓄えた顔に平らな胸、妊娠6カ月のおなかを写した半裸ヌードを公表した。"世界初の男性の妊婦"として耳目を集め、米人気トークショーにも出演。世界中のメディアに露出する一方で批判も浴び、議論も呼んだ。DCDの映画では、ビーティー氏が自分の性に悩んだ少女時代に母親を自殺で亡くしたこと、モデル経験、ミスコン出場などハワイ時代の思い出から、妊娠公表、出産までが描かれるという。
[2008年7月14日7時41分 紙面から]
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