【海外仰天ニュース】夫が出産したあのトーマス家、今度は妻がオッパイをあげている!
性転換手術を受け男性化しても、子宮さえあればホルモン操作で妊娠出産が可能であることを勇敢にも証明してくれた34歳のトーマス・ビーティさん。6月末に帝王切開で産まれた女の赤ちゃんは健康、なんと妻ナンシーさんのオッパイで育っていると米『ピープル』誌が報じた。
トーマス・ビーティさんの性転換手術やナンシーさんとの結婚、妊娠までの経緯などはこちらをご覧頂きたいと思う。男性が妊娠などエイプリル・フールの話かと最初は相手にされなかったが、オプラ・ウィンフリーの人気TVショーに生出演し、ガッシリした体とヒゲの男性が大きなお腹を披露したため、世界中に衝撃が走った。
トーマスさんの出産は、6月29日にオレゴン州のセント・チャールズ・メディカル・センターにおいて、40時間に渡る帝王切開の末に4kgを超す大きめの赤ちゃんの誕生となった。トーマスさんの母から取った"スーザン"と、妻ナンシーさんのミドルネームである"ジュリエット"を取り、赤ちゃんはスーザン・ジュリエット・ビーティちゃんと名づけられた。現在も健康そのもの、スーザンちゃんは奇跡的な尊い命であり、毎日いくら眺めていても飽きないとトーマスさんは語っている。
赤ちゃんの様子はまた、米ABC局『グッド・モーニング・アメリカ』でも報じられ、さっそくその番組の映像がRedlasso.comにアップされたので、こちらもどうぞ。この映像の中の、小さなスーザンちゃんを愛しそうに抱く優しい笑顔のトーマスさんは、まさに産んだ母であり、一家を守るたくましい父であり、ナンシーさんのよき夫であることが伝わってくる。
今回特筆すべきは、トーマスさんは哺乳瓶でミルクを与えるが、妻ナンシーさんは自分のオッパイを与えているということだ。これは母乳分泌のためのホルモン操作と搾乳機による刺激のために可能になっているという。性転換手術を受けた夫婦にとって、トーマスさんのこの快挙は大きな勇気を与えたことだろう。心から拍手を送りたいと思う。
(編集部 Joy横手)