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二度とJALには乗らない!
JALの「ペットとおでかけ」サービスで、預けたペットが亡くなっているとのこと。 こちら↓です。 「フレンチブルドッグ・ビスコの日記」 最初は、異例な「事故」だと思いました。 JALの「ペットとおでかけ」サービスのサイトへ行ってみましたが、グッズがあたるだとかポイントがついてどんな特典があるだとか、ケージの条件だとかは書いてありますが、ペットを預かるカーゴ室については、特別な記述が見当たりません。 そのくせ、空港の まるで、ペット用のカーゴルームの空調は完璧だと言わんばかり・・・ですが、その件には触れていません。 その他の詳細のところを見ても、機内のペットのルーム環境については書いてありません。 が、 夏の暑い日中はできるだけ避けるように、また(犬種を特定して)衰弱事例が多いからそれら犬種は特に留意するよう に、と。 ・・・はぁ~? これは、ペットのみ輸送の [貨物扱いのペット輸送案内]のページの最後に太文字で書かれているけれど、ペットとお出かけサービス利用の特定犬種の飼い主は読みに来ない可能性が強いページ・・・いつ書いたもの? その後、他の、JAL以外のサイトで、JALのサービスでペットが亡くなっている例が少なからずあると知りました。(同日に他の犬もなくなっているとのこと) なぜ、問題があると分かった時点でサービスの停止をしないのでしょう? 今まで、JALでどれだけ犠牲になっているのか知れたものじゃない!と、思いました。 ANAの場合 同じようなサービス、 ANAの「ペットらくのりサービス」を見てみました。 JALとは、趣が随分違っていて、不安に応えるFAQ(よくある質問と答え)もしっかりとあり、ペットが一般手荷物とは扱いが違う旨や、預かりの流れが写真つきで掲載されています。 何よりも、ペットの乗る貨物室(バルクカーゴルーム)は、客室と同様の空調設備があって快適空間になっていると、明記されています。 (但し、このサービスの実態を私は知りません。が、少なくともその姿勢、JALとは大きく違います) ANAのサービスと比べると、JALが強調している「サービス」は、正直、ペットの飼い主を小馬鹿にしたものだと言わざるを得ません。 JALが「お客様からお預りした大切な“ご家族”のことを考えて」くれるのは、どうやら出発直前までだけのことらしい・・・ でも、航空会社って、 安全に飛行機を飛ばして無事に輸送してナンボの商売では?というのは素朴な、しかし真っ当な疑問です。 空前のペットブームと言われて久しく、ペット産業も、あちらこちら、随分と御盛んなようです。 その影で、たびたび繰り返される、自称ブリーダー?による悲惨な事件があって、つい数日前も、 目を覆うような事件がありました。 (↑ペットショップをご利用の方、ぜひご覧ください) 確かにペットの飼い主は、ハタから見ると「親ばかチャンリン」で、ペット産業の恰好のカモに見えるかも知れません。 自分を振り返っても、ペットを飼っていない人にあまりおおっぴらに話すには、はばかられるような場面も多々あります。 でも、これだけは譲れません。 ペットは、飼い主にとっては、まさに「家族」です。 その自分の「家族」を通じて他の個体にも想いは行きます。 虐待されたり悪環境に置かれた動物の福祉にも関心は向いてゆきます。 「人」と「動物」を並列に語るな と、お叱りを受けるのを承知で、それでも思い切って敢えて言えば、根っこの部分にあるのは「弱者に寄り添う」という気持ち。 そうして寄り添って「あげた」つもりの自分が、逆に与えられている幸福感。 他者を愛することで得られる幸福感は、格別なものがあります。 「人」と「ペット」を同格・同列・同質と言っているわけではありません。 でも、少なくとも私にとっては、動物たちは愛すべき存在であり、パートナーです。 動物の福祉という点から、「ペット産業」に携わる方々に、心からのお願いです。 「命」を相手にしているのだということ、深く自覚していただきたいと思います。 純血種を求める方を敢えて非難はしませんが、命の売買に関わっているということに想いを至らせて、ブリーダーと称する「商売」を、しっかりと監視してゆくよう、強く求めたく思います。 [生活・趣味]ランキングに登録しています ここをクリックで応援の1票を。 この記事、最初書いた分では言葉足らずで、すっかり寝られなくなって、数時間後に一部書き足しと訂正をしています。 とにかく私は、 ■JALには二度と乗りません。 ■ペットを売買しているショップから、用品や飼料は、一切買いません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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