先例から、前例から学びをみつけるということ
実に女性の約8割が労働参加しているというスウェーデン。なだらかな山脈によってかこまれた国土の6.5%足らずが農地という、決して恵まれた環境とは言えないのに、穀類の自給率は120%を上回るという高い生産性を誇っている。日本よりも広い国土を有しているものの、農業就業率は2%に満たない国で、高自給率をはじきだしているという点、ある意味驚異的。 また、就業人口の1/3が公務員。福祉先進国スウェーデンでは、福祉分野で女性の進出が目覚ましく、男女平等の意識が根づいている。人の意識は、とくに集団意識はあるときからすぐに切り替えることはできません。文化とか、政治とか、その他もろもろ様々な背景があり今の意識であり、価値観がつくりあげられているだから、男女平等といっても、仕組みがあっても意識がかわらなければそうならないし。そう考えていくと、価値観を形成する段階、それも早いうちから、ごく自然にだからといって刷り込む訳ではなく、そういう考えがあることに気づかせること強い国にするためにはなにも軍事力に頼るだけではなく ひとびとが何かのときに支え合い、協力しあう、お任せしないで、ひとりひとりが自発的に考え、行動するためにはどうすべきか。ということを想像できるような力をつけること国が強い力を持つためにも、ひとりひとりの力が強いことがとても大事。政治に利権を求めない。本当の意味で国の、国民のためにどうすべきかを、政治家にしっかりと考えてほしいと求められるように。そして、国に求めるならば相応の負担を負う必要が生まれてくるのは確かです国民負担率=租税負担率+社会保障負担率は日本の場合、総収入の3割強を国に対して負担していますが、スウェーデンの場合は約8割も負担しているそうです。医療費は一年の負担上限も決まっているほど。教育費もかからない。スウェーデンから学べること、いろいろあるなあと感じてます。「教育」に関する研究が、日本でも補助金事業として取り組まれているようですが、このサイトで「スウェーデン 教育」という検索キーワードをいれると、スウェーデンでの事例が多く研究されています。時間があるときにレポートチェックしようとおもいます。 http://kaken.nii.ac.jp/ja/searchk.cgiすばらしい先例があるならば、そこから学びを見つければいい悲しい前例があるならば、それを無駄にしないでほしいhttp://www.47news.jp/CN/201104/CN2011041301001002.html