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カテゴリ:どんぐり倶楽部
皆さんのブログを読んでて気づいたんですが、本州ではもう冬休みは終わりなんですね。
北海道はまだあと一週間。14日から始まります。それでも、2学期の学級閉鎖、学校閉鎖の影響で2~3日早めの開始。 宿題は、どうしましたか? うちの長女の宿題、今回もひどいものでした。 工作や、一行日記なんかはどうでもいいんですが、プリントが全27ページ。算数はいつものことですが、計算問題がずら~~っと並んだ、見ただけで気分が悪くなるシロモノでした。 最初、冬休み始まって2~3日は、長女と一緒に漢字の書き取りと、計算問題は1問だけを厳選して「ゆっくり、じっくり」やってみました。 本当は、このペースで一日2枚分を一緒にじっくり絵でも書きながらやろうかな、とおもってたんですけど・・・ 残りの問題はマシーン稼働予定で。 やだなあ。 私が全部やるのは具合が悪くなるので、今回は答えを写すだけで済まそう。 そうです。 前回(夏休み)は、どんぐり倶楽部を知りつつも、まだ「宿題をやらせてはイケナイ」という点にどうにも納得がいっていなかった私は、長女にすべてやらせてました。 それで、最後に保護者が答え合わせをしてくださいとのことでしたが、いちいち答えを見るのがめんどうだと思い、ためしに自分で計算をしながら答え合わせをしてみたのです。 結果・・・すべての答え合わせが終わったところで、本当に気分が悪くなり、吐き気を催したのでした これ、全部長女は自分でやったんだ。 大失敗した。 こんな計算問題って、まったく意味ない。考えない頭を作るだけって、なるほど~~~ 自分で子供の宿題をしてみた方は、分かると思います。 なるほど、そういうことか。 余談ですが、冬休みが始まる前に、学校の担任と話す機会があり、宿題について再アタックをかけてます。 そのときの私の主張は、 「実は今、計算を早くする学習ではなく、じっくり頭を使って考える学習法に興味があり、そのための問題集を使ってます。冬休みの宿題は、学校のプリントではなくそちらを提出することはできないでしょうか?」 この担任とは前にも交渉したことがあるので期待はしてなかったんですが・・・ やっぱり答えは同じでした。 「他の子供たちとのトラブルも予想される。3年生全体で同じプリントが出るので、他の先生と相談させてもらいたい。」 結果、もらってきたプリントは、少しだけ夏休みの時と変わってました。 計算だけでなく、最後のほうに3~4枚、お粗末な文章問題が加わってました。 ああ! さて、本題に戻ります。 冬休みもあと一週間なんですが・・・ 3日ほど学校の宿題プリントにつきあって、以来実はまったく手を付けてません。 大みそかから妹二人もお休みに入ったので家にいて、大みそかは特別な日だから好きなだけ起きてて、テレビも見放題な日としてすごしました。 案の定、9時10時を過ぎても何も言わずに楽しく紅白を見る私の様子をうかがいつつ、ホントにいいんだ!とばかりに、はしゃぎまくりの3人娘でした。 元日から3が日はやっぱり特別な日として、過ごしました。 旦那ともしみじみ話したんですが、どこかへ旅行なんかは連れて行くことも出来ないけれど、せめてお正月はやっぱり心に残るような、楽しい時間にしてあげたい、という意向です。 珍しく家族全員での買い物や、家族そろってのカラオケ大会、カルタ遊び、外遊び。 初詣に、スケートリンクへは旦那も付き合ってくれました。 その間、まったく私は勉強のことを口にしてません。 ある変化が、長女にありました。 二女イジメがすっかり見られなくなり、ひどく優しく、仲良く、しかも夜など同じ布団で寝る話となり、仲良く寄り添って寝るようになったんです。 (二女イジメに関しては、前記事を参考ください。) その変化に気付いたのが、3日のこと。 4、5日と保育園は休みなので家にいたんですが、ずっと、ホントに仲良さげに遊び、なにより二女がとても幸せそうで・・・ そりゃ、そうです。大好きなお姉ちゃんが、とても優しく楽しく遊んでくれるんですから! ふと思いました。 こんなに楽しく過ごしている3姉妹がいて、これ以上、なにを求めるというんだろう? 長女の成績? 未来? 学歴? 学校の勉強をさせること、成績が良いことを私が望んだばかりに、失っていたものはこの幸せなんじゃないだろうか? 勉強が出来ることがすべてじゃないと親にはむかったのは、誰でもない、子供のころの私自身です。 自分の今、やりたいことをしなくて何をする? 成績がいいからって、幸せになれるわけじゃない。 人生を楽しめることが、なによりの幸せ。 だからこそ、私はいま、ここで、こうして人生を送っているんじゃないか。 どうして忘れていたんだろう。 自分の子供のことになると、途端に自信がなくなるのはなんでなのでしょうかね。 担任の一言。 「それぐらいはやっていかないと大きくなってからの忍耐力が付きません」 たったその一言が、なぜか大きくのしかかってくるんです。 だけれども・・・ 今回ばかりは、仲良くじゃれあう子供たちの邪魔をしてまで、長女に「宿題どうするの?」と声をかける勇気が、私にはありませんでしたし、それでよかったんじゃないかという気もする。 なんだか本当に、私自身の力が抜けた感じがします。 そして今日も。吹雪がやっぱりひどかったので保育園はお休みにして、三人は相変わらず仲良く遊び、仲良く並んで一枚の布団で寝ています。 明日は保育園に行けそうな気配・・・そろそろ、長女に勉強しろと言うべきかどうか。 それとも・・・このまま、自分で動き出すまで待ったほうがいいのか・・・??? 学校の宿題はまったくやらせる気もありません。本当は漢字ぐらいやってたほうがいいんじゃないかとおもっていたんだけど、やめにします。 でも、どんぐりは? つねづね、糸山先生は「やらせるものではなく、自分で自らやるもの」とおっしゃってます。 このまま、これを機会に私は待つことを続ける・・・ たぶんそれが、最良の選択なんだと・・・思うんですけど・・・ 何が不安かって? ・・・そりゃあ、長女が本当に、「勉強したい、どんぐりやりたい」って、言ってくれるのかどうか、それだけです。 まだ、子供が信じきれないんだなあ、私 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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