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neomarsの日記

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2007年04月27日 楽天プロフィール Add to Google XML

 従兄弟の結婚式で徳山まで
[ 旅行・ライフスタイル ]    

明日は山口県に住む従兄弟が結婚式を挙げるため、今日出発することになっていた。我がパートナーは、京都神戸より西へは行ったことがなかったのでとても楽しみにしていた。私自身も神戸より西へ行くのは5年前に従兄弟が広島で結婚式を挙げて以来のことで、今回でまだ二回目であることから楽しみであることには変わりなかった。また、山口県に行くのは初めてだったので、一体どのようなところなのだろうかと色々想像を膨らませていた。

私は地理に疎いため、つい最近まで広島や山口県を「九州地方」と呼んでいた。そのため、この地域は「中国地方」と呼ぶのだとこの間父に注意されてしまった。言われてみればそうだと思い、中国地方に行くのだと言い直すようになった。そうすると、「九州地方」に行くのだと言い聞かされてたパートナーは、「え、行き先が変わったのか?」と驚き、同時に日本国内になぜ「中国地方」などというある意味「非国民的」な呼び名で通用している地域があるのかと聞いてきた。

私はいい質問だと思ったが、的確な返答を返すことができなかった。とりあえず自分の誤認を訂正し、中国に近い地域だから中国地方と呼ばれるんだと結んだ。そして、フランスにもブルターニュという県があるが、あそこはグレイト・ブリティンに近いからそのように名づけられたのではないのか、と話をはぐらかした。

しかしながら、サイエンティフィック・マインドを重んじるパートナーはそれでは許してくれない。「じゃ、中国地方には中国人が住み着いているのか?」と尋ねてきた。ブルターニュ地方には、ブリトン系が多く住み着いているから、中国地方も中国人が多く住み着いているのではないかとの質問だ。答えに窮した私は、また調べておくから・・・・・とその場をしのいだ。確かに、遡ってみると、中国地方は元々中国系の血を引く人間が多いのでは・・・と一瞬思ったりもした。

そうこうするうちに東京駅にやってきて新幹線に乗り込んだ。東京から山口県徳山市までの時間はざっと5時間である。我がパートナーは、この長きに渡る5時間に備えてPSPに映画やドキュメンタリーをダウンロードしてきていた。一息つくとにわかにイヤホンを取り出して、この文明の利器がもたらす効果を堪能し始めた。私は隣で本を読み始めた。その後2時間ほどすると、京都で両親が乗り込んできた。

1時の新幹線に乗ったので京都到着は3時過ぎだったが、この時間まで、我々は空腹をじっと堪えて母の手作り弁当の到着を待っていた。私は母の手作り弁当が大好きだ。彼女はめちゃくちゃ料理上手というわけではないし、特別なご馳走を作るというわけではないが、あえて言えば、我々は父も含めて皆彼女の味に慣らされたというところだろう。であるがゆえに、彼女が作る料理が最高に思える。さすが我が母親、自分の腕を上達させる前に、周囲を自分の味に慣れさせてしまうのだからたいしたものである。

今では、我がパートナーも我が母親の作る日本料理が最高だと信じて疑わない。しかも繰り返しプロパガンダされる「体に良い」は、これが彼女が作る料理の唯一の得点であるにもかかわらず、この用件を満たしていいないものは料理と呼べないの勢いで我が家では語られているのだ。ご多分に漏れず我がパートナーも「体に良い」母の料理を食べて徳を積んだような気持ちになっており、なおさらのこと我が母の料理を好んで食べる。

今日も両親への挨拶もそこそこに、3段にも重なった使い捨て巨大弁当箱を嬉々として開けた。母も私とパートナーが美味しいを繰り返して全て平らげるのを見て大変満足げで、次回は4段にして持ってくるわ!と張り切っていた。本来であれば娘の私が「お母さん私が作ります」とでも申し出て作るのが真っ当なところだろうが、なにぶん家事全般が大嫌いな私には無理だ・・・・。そんなことになれば、全て買ったものを詰め合わせて持ってくることになる・・・。その後は、父お勧めの新幹線アイスクリームを食べることになり、我がパートナーのダイエット計画は無残な最期を見た。をあれだけ強くダイエットを宣言してたにも関わらず、このアイスクリームを目の前にしていつものごとく計画倒れとなった。

その後タイで買ってきたお土産の「BMW」のポロシャツを手渡した。父は「まー、BMWのポロシャツだ!」と子供のごとくおおはしゃぎして喜んでいた。何度も開いては見て、これからはこのポロシャツを着て自分の愛車BMWに乗ると宣言していた。そしてパートナーからこの種類のジャンパーもあったという話を聞いて、「えぇぇぇー、ジャンパーもある?ってことはスエット・パンツもあるってことか?」と興味津々で聞いてきて、パートナーから例のバンコクのコピー市に行けば見つけられると聞くと、すぐさまバンコク行きを決意した。

パートナーが6月末にバンコクに行く予定があると知るやいなや、すぐさまその時期に自分も行くことにすると宣言した。しかしすぐさま母から、まだおじいちゃんが亡くなったばかりだから、海外旅行とかの大きな行事は止めたほうがよいと諭され、しょげ返りながらも今年は行かないとか何とか言っていた。いずれにせよ、ジャンパーも買ってきてもらうということで話がつき、とてもハッピーの様子だった。

そうこうするうちに広島駅に到着し、こだまに乗り換えて徳山駅まで向かった。両親は母の姉の家に泊まるとのことで、広島駅から何かのローカル線で更に奥地へと行くということだった。40分ほどで徳山駅に到着し、ホテルにチェックインしてから、夕食までにまだ時間があったので街をぶらぶらすることにした。

しかし、徳山という街は何もないところだった。「南銀通り」という繁華街が一本通っていたが、そこも何の変哲もない通りで何もすることがなかった。とにかく、街自体が過疎化してきているせいで、商店街の多くの店が閉まっているか、もしくはテナント募集中の壁紙がそこかしこに張られていた。

確かに、家賃なども東京と比較にならないほど安いのだ。3LDK6万円とか、とにかく破格の値段でオファーされている。都内であくせく働いて多くのお金を家賃やマイホーム購入につぎ込むよりも、地方で少々賃金が安くともゆっくりとした生活を楽しむのもありだなと思った。

実際物価も安いようだ。タクシーだって、東京では660円が初乗りだが、徳山は560円だった。このように全てが全て安いから、生活費もそんなに掛からないはずだ。物質欲などを忘れてリラックスし、気の合う人たちと一緒に過ごす時間を中心に生きるのもひとつの人生だ。最近「スロー・ライフ」を求めて多くの若者が地方へと移っていくのかのも、東京では味わえない人生の醍醐味を満喫できるからだろう。

しかしながら、やっぱり東京の生活は捨てがたい・・・と二人の意見は一致した。東京には何でもあるし、確かにインターネットなど色々発達して時空間の圧縮が起こっていることは事実だが、やはりこれは一部における現象でしかない。やはり、物事の中心に身を置くことから得られる恩恵には計り知れない価値があるのだ。たまに地方に行ってゆっくりした時間を過ごすのは素晴らしいが、これが恒常化するとちょっと嫌気が差してくるかも・・・と思った。このようなことを話しながら、水などをコンビ二で買って早々ホテルに引き上げた。

ホテルでは従兄弟のおごりということもあって、ホテルの和食料理店で思う存分日本酒を堪能した。私ではなく、パートナーが色々試してみたいということで試飲しまくっていたが、結局梅酒が一番美味しいとのことだった。所詮ワインのメッカフランスから来た男だけあって、ワインを基調にした飲み物に一番愛着がもてるのだろう。

明日の朝は10時半から11時の間に会場に来るようにとのことだったので、早めに寝ることにした。


最終更新日  2007年05月01日 15時46分29秒

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