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テーマ:美術館・博物館(1487)
カテゴリ:美術館
東京国立近代美術館工芸館で現在開催されています。
松田権六さんは、中尊寺金色堂の保存修復などに従事し、伝統的な技法だけでなく 自ら様々な意匠や様式・技法を用いて創作し漆芸を発展させた人物です。 特に、鳥の表情や飛翔の捉え方がすばらしく、作品から生命感や躍動感を感じる事ができます。 また私が興味をもったのが図案日誌です。 頭の中に浮かんだアイデアや構図を手帳に書き記してあるのですが、それが普通の手帳 の空欄の部分だったりして、突然浮かんできたものをそのまま書かれている様子がわかります。 しかもその図案が完成形に近い事にも驚きます。 逆に言えば、いつでも作品の事を考えていらっしゃった事がわかります。 すばらしい作品の影には、大変な思考能力と時間・技術が費やされている事が分かりました。 まさに感服です・・・ 参考まで 東京国立近代美術館工芸館公式HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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