【癒し犬 愛之丞のバンコクライフ】
vol.021
生まれて初めて、牛を見る
vol.022
満足度たっぷり
vol.023
初体験<プールと来客?交流術>
vol.024
寝床はもらった
vol.025
注目せよ・・・
No.026
友よ・・・・
No.027
構う義務があります!
No.028
家族そろって通院へ
No.029
天下を取った?
No.030
まどろみの世界へ・・・
No.031
通院は羊とともに・・・
No.032
1泊留守番をまかせた
No.033
お似合いです
No.034
主張する犬
No.035
サンタさんになろう
No.036
カオマンガイにはまるワンコ
No.037
すっぽり入る心地よさ
No.038
チャウチャウに襲われる
No.039
一休み、一休み・・・
No.040
語る言葉
No.041
余興よりも心地よさを求む
No.042
がんばれ、日本! がんばれ、注射!
No.043
留守番隊長 兼 現場監督に任命します
No.044
前庭でのんびり過ごそう
No.045
満足気な時
No.046
帰宅時の儀式と豚耳との戦い
No.047
シャンプー後のゆったり時間
No.048
日傘代わりにバナナを・・・
No.049
ここが和むわい
No.050
開放感にうふふ・・・
No.051
安息の頃
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【癒し犬 愛之丞のバンコクライフ】
No.052 惨劇
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2015.6.23 火曜日
用事を済ませ、自宅にいつもより早く到着。
もっと遅く自宅に帰れば、この後の惨劇はなかったかもしれない。
家に戻り、まずすることは愛之丞さんの確認。
体調が問題なければ、
外へ散歩の時間をとる。
これは真夜中に帰ってもする習慣。
留守番部隊 愛之丞隊長への敬意を示さねば。
しかし、惨劇はこのあと起こる。
再び、チャウチャウ(メス)に襲われる。
前回襲われたことは
No.038 チャウチャウに襲われる
にてご報告していますが、今回は、それ以上の惨劇が起きました。
愛之丞さんを外へ連れ出す際に、2つ隣の、チャウチャヤ家の柵が少し開いているのが気になっていました。
夕暮れ前で、タウンハウスそれぞれの家の前には人が出て、
話をしていたり、作業をしていたり、
そんな中、愛之丞さんと散歩に繰り出したのですが、
車の往来があるソイ(路地)にたどり着く前に、殺気を感じる。
ハアハアハア
その息使いは殺意を感じる。
振り向くと、チャウチャウ(メス)がこちらに向かってきている。
明らかにこちらに向かっているのは、相手の目を見ればわかる。
やばい。
まずは、愛之丞さんを抱きかかえる。
そして、状況を考える。
かまれたくない・・・・・
しかし、おいおい、ここでぼくが噛まれていたら、
おそらく状況はまるっきり変わっていたと思う。
しかし、噛まれたくない、という当然の心理が働き、
どうすべきか、
ととっさに考えるも、
1. そのままいたら、そばにいる生後間もない子供にチャウチャウが狙いを変えるかもしれない。
もしも噛まれたら、命が危うい。
2.車の往来がある路地に駆け出すか、
そうすると、追いつかれるか、往来の車やバイクに、チャウチャウは轢かれるか。
犬を飼っている身としては、犬に害を与えたくないという気持ちが優先する。
しかし、それも、このチャウチャウには今後適応はしないけど。
そこで、3つ目の案、家に急いで戻る。柵が少し開いている。
そこに愛之丞さんをほうりだし、柵を閉める。
そうすると愛之丞さんは守れる。ぼくは噛まれる。
その姿を、周りの住民は見ている。
それを選択し、向かってくるチャウチャウに向かいだし、
フェイントで交わし、
自宅へ駆け足で急ぐ。
しかし、落ち度があった。
サンダル履きで来たこと。
そして、自宅そばに来たときに、後ろを振り返ったこと。
チャウチャウは方向転換をして、
ぼくらを狙っていた。
すぐ2メートルぐらいにいた。
そして、つまずく。
愛之丞さんを抱えたまま、前へ思いっきり飛び出し、
地面に落下。
頭は打っていない。
着地する際に左手で受身をした。
愛之丞さんは、左腕と胸がクッションになっていた。
やばい、チャウチャウがくる。
愛之丞さんを覆うかばう。
もし、このとき、チャウチャウが、ぼくの首元に噛み付いてきたら、
もっと最悪だったかも。
1,2,3,4,5秒
動きが止まった。
振り返る。
獰猛チャウチャウがきょとんとしていた。
何騒いでいるんだ?と他人気に。
そして、飼い主が、チャウチャウの首根っこを押さえ、
一言発する。
「犬は噛んでいない」
そりゃ、噛んでいないよ。
こちら、自滅だよ。
チャウチャウの襲撃は解除された・・・・
しかし、この出来事がどんなに、人生に影響を与えるか。
もしかしたら、犬生に・・・・
とにかく、痛い目に合い、とんでもないことになる・・・・