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カテゴリ:食とその周辺
土曜日、今年のちびすけのラグビーでの活躍(優勝)を祝い、東京全日空ホテル『花梨』で飲茶ランチをいただくことに。
飲茶はあくまでB級グルメの王道という認識だったのでそのエクセレントな雰囲気にちょっと及び腰になるが、味はさすがである。 点心の他に上海蟹を一杯だけオーダー。 フラッシュを焚くのが憚られたのでちょっとピンボケ。(ちなみに去年は友人達と中華街『梅蘭』にて上海蟹を食べた)個人的には蟹に対してあまり執着心はない。腸粉と海鮮粥が特に美味しかった。中華街でもとにかく「コレ!」という粥には出会えない。第一ラーメン丼で出すなんてやめて欲しい。多分そうしないとお金が取れないのだろうけれど、香港式に小ぶりの丼に大鍋から取り分けてくれる、粥の中で具がとろとろに渾然一体となっているあの感じが恋しくてたまらない。花梨の粥は味においては文句なし。丁寧に取った上湯でよく煮込んだとろんとろんの海鮮粥はするするとお腹に収まる。でも一番好きなのは痩肉皮蛋粥。あああ、食べたい、また香港に行きたい。 溜池山王から一路実家へ。日曜日に実家近くで接待ゴルフがある夫が一泊で行こうと言ってくれたので老両親に会いに。定期的に顔を出さねばと思うのだが思うに任せない。こういう機会をとらえてくれる夫の心遣いに感謝。 実家に着いて荷物を置いてから、マサヒロの訃報がきっかけでご縁が出来た我蘭堂(ガーランド)さんのお店に行ってみる。 とっぷりと陽が暮れた通りの中でここだけ光に満ちていた。頼まれたアレンジメントでお店の中はさらにはなやいだ色合いに。これはセオリー通りのアレンジメントだけれど、彼の真骨頂はオリジナリティにあふれたダイナミックな構図で発揮されるように思った。両親のためにポインセチアの小ぶりの鉢と我が家用に可愛いクリスマスオーナメントとオレゴンの樅も一枝頂いていく。 知己のいない実家のまわりにこうやって知人が出来るのはこれからの事を思うととても心強い気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 26, 2006 05:46:13 PM
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