薩摩川内市入来町 諏訪温泉
新鹿児島温泉紀行Vo007今日紹介するお勧めの温泉は、鹿児島県外の人には、あまり知られていない入来町にある諏訪温泉です。諏訪温泉入口にある「諏訪之湯権現」という立て札を読むと天保9年(1838年)この地の殿様、入来院定経公の時に発見され、泉質が良かったことから定経公が大変喜ばれ、諏訪之湯と名付けたということが書かれています。泉質は、ナトリウム・鉄・炭酸水素塩化物泉で、古くから百薬の湯として多くの人に親しまれてきました。風呂につかると細かな泡が肌に付着し炭酸を肌で感じることが出来ますし、塩のしょっぱい味がします。また、鉄分が多いため、同じ入来町の入来温泉と同じく、お湯の流れる部分は黄金色に変色しています。体の温まりは鹿児島県内でも屈指の部類に入る良泉だと思います。特に神経痛、リウマチ、アトピー性皮膚炎、皮膚病、関節痛に効果があり飲用すると、便秘、胃腸病、消化器病、糖尿病などに効果があるようです。普通の人は入るのも大変な熱い湯船と、普通の温度の湯船、露天があります。場所は、鹿児島市内方面からだと、国道328号線を宮之城出水方面へ、右に入来中学校、Aコープを過ぎた交差点より右折、約1.5Kmを道沿いに走ると諏訪温泉の看板と左下に温泉が見えます。地図を見る国道328号からの入口には看板等が見当たらないため、いつも通っている人でも知らない人も多いかもしれませんが、私が行ったときに話しをした方は、出水の企業の方で、名古屋の取引先の方を連れてきていました。諏訪温泉の情報は以下の画像をクリック諏訪温泉