Manachan's World－東京下町日記

参院選たけなわ、投票日まであと数日を残すのみ。今回は年金問題などもあって、なかなか盛り上がっています。




東京都の選挙って、毎回のように、ヘンな、もとい面白い候補者が出るけど、たとえばこの人。一体、誰がこの人に投票するんだろう？




こちらはの方は、真面目みたい。｢アジア｣というのは、本名なんだそうです(漢字で、亜細亜と書くんだそうな)。その心は、｢日本をアジアでナンバーワンの国にしたい｣という、父上の鶴の一声だったとか･･･。




だったら、私も選挙戦に出る時、｢鈴木チバ｣って名前使って、｢柏を千葉県でナンバーワン都市にする！｣って公約しよっかなあ。ところで、日本の選挙って、本名じゃない、ペンネーム使ってもいいの？・・と思いきや、

この人って、毎回、立候補してるけど、本名じゃないっすよね？



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前置きはこれくらいにして、私は、すでに不在者投票を済ませてきました。その足で家に帰ると、ポストに、こんな小冊子が入っていました。

｢それでもあなたは民主党を信じますか？｣
改革実行力　自民党


いわゆる、｢ネガティブ・キャンペーン｣ってやつです。ライバル政党の悪いところを宣伝して、選挙民の不安を煽る、っていう戦術です。

｢ネガティブ・キャンペーン｣って、欧米諸国では当たり前のように行われているけど、日本ではあまり見かけませんよね？珍しいもんだから、小冊子を手にとって、読んでみました。

しかし･･･イケてない！とにかく、説得力ないんだよなあ。たとえば、


・自民党は責任政党として、できることしか言いません。言ったことは必ず実行します

って書いてあるけど、こないだ安倍さんが、｢５０００万件の年金記録を、１年間で全件照合します！｣って言ったばかりなんだよなあ。本当に実行できるのかいな？


民主党の目的は、｢大きな政府で役人天国をつくる｣こと。そのために、実現不可能な｢バラまき｣政策を平気で口にします。

って言うけど、当の自民党が、少なくとも小泉さんが首相になるまでは、全世界でも例のないほどの、大々的なバラまきをやってたわけで・・・。


社会保険庁をむしばんできた自治労は、民主党の大応援団。民主党は自治労のために、社会保険庁の解体・新しい組織に大反対

まあ、そうなのかもしれないけど、自民党はこれまでずっと政権を担当してきて、厚生大臣も出してきたのに、社保庁がここまで腐敗するのを、何十年間も黙認してきたわけだし、何をいまさら、って気もするなあ。最後に、


日本嫌いの日本人をつくり続ける日教組。｢いじめ調査｣を妨害する日教組･･･日教組出身の参議院議員が５人もいる民主党

っていうのが、傑作！犯罪者ならともかく、日教組出身の議員が少数含まれている、というケチくさい理由で攻撃しているのがセコい。

私思うに、こういう出来の悪いネガティブキャンペーンは、やってもかえって逆効果なのではないでしょうか？