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少子化、人口減少に悩む日本にあって、なぜか人口爆発が続く東京都江東区。
私と家族が住む、この区の人口は、毎年約1万人のペースで、増え続けています。昨年5月の「江東子どもまつり」では、「44万区民の皆さま」と言ってたのが、今年5月には「45万区民」に変わり、年も改まらぬうちに、人口46万に迫っています。 ここで暮らしていると、「年に1万人増えるのも無理はないな」と思います。空き地という空き地が、瞬く間に、10階建て以上のマンションに変わるのですから・・・。うちの近所で、この7月末に閉店した、「スーパーセイフー」の跡地は14階建てのマンションになり、ついこの間まで工場跡地だった場所に、17階建てのマンションが建つことになり、あっという間に、8階部分まで完成しました。かつて「工場だらけ」だった区は、今や「マンションだらけの区」に、急変貌を遂げつつあります。 江東区と、お隣りの江戸川区(ここも人口増加中)に共通するのは、子育て世代のファミリーが多く暮らしていることです。ここは都心に近く、その割には家賃や不動産が安いし、ショッピングセンターが充実し公園が多いのですから、東京都心に勤める子育て世代に選ばれる要素を、ほぼ全て兼ね備えています。 ということは、もちろん、 子供の数がめちゃくちゃ多い ってことです。江東・江戸川は、どこへ行っても、子供と、子連れファミリーばっかり。うちの奥さんはこれを見て、「日本はいま、ベビーブーム」だと勘違いしているほどです。この地域には、少子化問題は存在しません。その代わり、 保育園・幼稚園の待機児童問題 という、深刻な問題を抱えています。要は、「マンションがバカスカ建ちすぎて、子供の数が増えすぎて、それを収容する育児施設の建設が追いつかない」のです。 特に江東区は、人口増加に悲鳴をあげ、2004年からマンション建設規制まで導入しています(今年末に廃止予定)。爾来、大型高層マンションを建設する事業者に、託児所の建設をお願いしたり、区の予算で保育所を新設したり、果ては他地区の保育事業者を「誘致」するなど、数々の方策の結果、待機児童問題は、ようやく沈静化の方向に向かっています。 とはいえ、子育てファミリー、特に0歳や1歳の子供を持つ共稼ぎ家庭にとって、江東区での保育所探しが厳しい状況であることには変わりません。 2008年度江東区認可保育園倍率表・・・相変わらず、ひどい倍率だよなあ。 江東区では、こんな話があります。 江東区で、1歳児、2歳児を人気の認可保育園に入れるのは、東大に入れるより難しい とか 江東区では、入園基準点数が満点以上でも入れない場合がある とか 江東区の保育園申し込み日の前日、パパが徹夜で並ぶ 等々・・・ 幼稚園でも、状況は似たようなものらしいです。我が家の場合、娘の3歳児保育はYMCAに合格できたから良いものの、4歳児になって幼稚園に入れるのが、また一苦労です。第一希望は、我が家から一番近い、南陽幼稚園なのですが、ここは年間受け入れ児童数90名、江東区で最大規模の園であるにもかかわらず、倍率は2~3倍あるらしいです。他に、私立の幼稚園も区内にいくつかあるのですが、沿線が違ったり、バス便エリアだったりして、決して通いやすくはありません。また、小学校に上がる時、学区が違うために、幼稚園でせっかくつくったお友達とお別れ・・・ということもありえます。 あと江東区では、英語で教育するインタースクールや、その系列の幼稚園・保育園の類が、いくつかあります。そういうところも、非常に人気が高く、倍率が高いそうです(港区とか浦安あたりから、通わせる親が多いらしい)。 保育園、幼稚園のことだけ考えれば、いま東京で一番恵まれているのは、人口が少なくて財政的に裕福な都心区(千代田区、港区など)と思われます。でも、そういう区に住めるだけの経済力のあるファミリーは少ないし、また子育て中のファミリーにとって、都心は住みやすい環境とは言い難い(スーパーもないし、八百屋もないし、子供の遊び仲間も見つかりにくいし・・・)。なかなか、うまくいかないものです。 人口が増えて活気があるのは、他地区からみれば羨ましいことかもしれませんが、でもそれはそれなりに、悩み多いことなのです。 [出産・育児@大連]カテゴリの最新記事
パースでも子供が出来ると、
子供が多くいる、子育てに向いてるファミリーサバーブに 引っ越すカップルが多いようで、地域差が大きくなってるようですよ。 お子さんの環境を考えれば当然なのかもしれませんけど、社会問題になると困りますね。(2008年11月08日 19時32分45秒)
日本でそんなに熾烈な幼稚園入園競争があるとは知りませんでした。
中国ではよく聞いていましたが… 両親は二人とも働いているから、 おじいちゃんおばあちゃんが徹夜で並んでとかっていう話を。 少しでも良い環境に!というのは万国共通なのですね。(2008年11月09日 15時18分57秒)
ペケさん
>パースでも子供が出来ると、子供が多くいる、子育てに向いてるファミリーサバーブに引っ越すカップルが多いようで、地域差が大きくなってるようですよ。 シドニーでもそうでした。まあ、ファミリーサバーブって、暮らしやすいですもんね。 とはいえ、人口急増中のファミリーサバーブでは、デイケアの待機児童が出たり、いろいろ問題が起こっていました。 「妊娠が発覚したら、最寄りのデイケアにすぐ予約に行け!」というのが、半ば不文律になってました。 >お子さんの環境を考えれば当然なのかもしれませんけど、社会問題になると困りますね。 ----- (2008年11月10日 21時29分39秒)
あきら@上方山さん
>日本でそんなに熾烈な幼稚園入園競争があるとは知りませんでした。 ま、東京の人口急増地区の一部で起こっている、局地的な現象だと思いますけどね。 >両親は二人とも働いているから、 >おじいちゃんおばあちゃんが徹夜で並んでとかっていう話を。 中国では、幼稚園入園のみならず。子育てそのものを、おじいちゃんおばあちゃん任せにする傾向が、あるのかもしれません。 大連の週末、昼下がりの住宅地で、おじいちゃんが幼な子をあやしている情景は、よく見ましたが、ママやパパが、それをしているのは少なかったような・・・。(2008年11月10日 21時34分47秒) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |