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「夕暮れライト」3巻感想です。
ネタバレ注意! ★1巻&2巻の感想はこちらです。 夕暮れライト(1) 夕暮れライト(2) 夕暮れライト(3) 3巻もいい感じに甘酸っぱいです(゚∀゚) 2巻の終わりで、「なんか 行かせたくないんだけど」とちなみの腕を掴んだ雄大。 結局雨が降ってきてしまって洗濯物を取り込んだりして奏多のもとには行かなかったちなみですが、そのすぐ後で奏多に会ってしまいます。 女の子と二人でいる奏多。 それを見たちなみは切れてしまい、 「ちょっとぉ!! なんっなのアンタ!! 本気だと思ったのに!!」 まるで彼氏の浮気現場を見た彼女のような口ぶりでしたねw 恵子さんのこと本気だと思ったから黙ってるって約束したのに、ほかの女の子にも手を出してることが許せなかったちなみ。 奏多の言い分がちょっと切なかったです。 「君には… わかんないよ 好きな人に触れたくても触れられない気持ちなんて」 「好きじゃない子にはキスできるよ たとえあの時君が来なかったとしてもオレはあの人にはキスできなかったよ」 だけどそんな奏多にちなみは、もうふたりは結婚しようとしているから諦めて、終わりにしてと言って、奏多もわかったと言うのですが、ちなみはなんだかモヤモヤしてしまいました…。 で、結局スッキリするために雄大と雨の中走りに行きます。 濡れた髪をお互いわしわしと拭いてあげて、好きな人に触れるのは幸せな気持ちになると思ったちなみ。 だけど奏多はそれが出来ない、そのことを想像しただけで、 “息苦しくて 溺れそうになった” そう思ったちなみなのでした。 この表現すごく好きです。 奏多の切ない気持ちをちなみも感じているんだなぁと思いました。 そして家に戻ると奏多もいましたが無視されてしまいます。 そんな奏多にちなみは、 「待って あたし… あの「約束」は守る…! 何があっても ずっと守るよ」 そう告げました。 雄大の前で奏多とちなみの関係が深まっているのが感じられますね。 このまま三角関係になりそう…と思っていたら四角関係でした(゚∀゚) 夏!ということで海に行くことになったちなみたち。 ツンツンしてるちなみですが、和音には甘くてなんかかわいいですw そしてちなみと和音ぼっち同士での買い物も和みました。お揃いのヘアゴム買ったり、ちょっとぎこちない二人だけど楽しそうだし家族になっても仲良くやれそうですね(´∀`) そんなちなみに和音は亡くなったお父さんの話をします。 交通事故で亡くなってしまったお父さん。その事故の原因が和音のお父さんのせいで、お父さんのことを悪く言う人から守ってくれていたのが雄大と奏多。 その話の中で、和音が雄大のことをどんなに大切か気づいてしまったちなみ。 うん、やっぱり和音も参戦してきましたねw だけどちなみは和音に甘いというか、どうしても自分が引いてしまうところがあるのでドロドロした感じにはならなそうですが、というか和音も優しい子だから険悪なことにはならないと思いますが…。 和音は恋だとかそういう自覚はないみたいです。 だけどその話を聞いてモヤモヤしてしまうちなみ。 そんなちなみのところへ奏多が現れてゲーセンに連れ回します。 奏多なりにちなみを慰めようとしていたんですね。 それに気づいてちなみは奏多にお礼を言います。 「別に こういう気分の時1人になりたくないかもなって思っただけだよ」 1人のほうが気が晴れるなら帰ると言って帰ろうとした奏多に、 「一緒に帰る! だいぶ気分晴れたしっ 引っ張り回されたおかげでっ」 そう言うと笑顔になる奏多。 その笑顔が今までと違う本当の笑顔で、ちなみとの距離がまたぐっと近づいた感じがしました。 そしてこの一連の夕暮れのシーンが青春感すごい出てて良かった…! 雄大はというと、奏多がちなみと一緒に出かけたことを知ってちょっと動揺しています。まだ自覚ないですけど完全に意識はしていますね。 雄大にとって、和音とちなみへの感情の違いがわかるシーンがありました。 海の家で焼きそばと買いにいった雄大と和音。 焼きそば売ってるおじさんに中学生なのに彼女と海デートなんていいねぇと言われても「なんか勘違いしてたなー」という反応。 和音は顔が赤くなっていますが。 一方ちなみのときは、こっちが本当の彼女?やるねーと言われて、「かっ 彼女じゃねーし!!」 もう、一目瞭然というか……中学生っぽくていいですね(´∀`) これ以上雄大への気持ちを加速させたくないちなみは雄大から離れようとするのですが、泳いでいる時に水を飲んで溺れかかったのを雄大に助けられたり二人で夜抜け出して花火したり、なんかもう抑えられなくなっています。 このあと和音のお母さんに邪魔されちゃうけどw だけどやっぱり奏多ともどんどん仲良くなっていって、どっちとくっつくのかわからなくなってきました…! 個人的には奏多とちなみの二人が好きですかね(*゚∀゚*) 雄大には和音いるし。 ちなみのお父さんと和音のお母さんがいよいよ結婚しようとしていることを発表したときの奏多のセリフと表情ですごく泣きそうになりました。 「おじさん おばさん おめでとうございます!」 精一杯の笑顔なんだなぁと思うと切ない(´;ω;`) そんな奏多をやっぱり心配するちなみ。 二人で服のまま海に入っちゃったり楽しそう。 そんな二人を見て雄大はものすっごく複雑そうな顔をしています。 そして奏多にも変化が。 またちなみにキスをしようとすると、今度はできませんでした。「好きじゃない子にはキスできるよ」と言っていた奏多。 つまり、ちなみのことを好きになっちゃっているということでよいですね!!! そんなわけで4巻はますます三角関係(一応四角関係か)が加速しそうです! ★4巻の感想はこちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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