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間が空いてしまいましたが、
ジャカルタのことを思い出しながらメモ(じぶん確認用) で挙げたアイテムについて、ランダムに書いていきます。 今回はジャカルタ市内の大通りで圧倒的な存在感を放っている大衆用バス"Kopaja"について。 ●ドアがないバスが合理的であることについて 東南アジアのバス事情に慣れている人なら、都市を走っているバスの以下の3つのポイントについてはよくご存知だと思います。 ・乗降用のドアがない ・停留所ではバスが止まらないので走って飛び乗る必要がある ・下りる時も飛び降りに近い格好になる ジャカルタのKopajaにもこれが当てはまります。 ![]() 初回訪問時に投宿したメリディアンの前の大通りスディルマン(Sudirman)でKopajaを初めて見た時にも、「おおぉ、ドアがない」ということと、「おおぉ、やっぱり乗客は小走りで飛び乗ってる」ということが確認できて、うれしくなってしまいました。 ドアがないことについては、乗ってしまえば、あまり気になりません。暑い季節だと、風がどんどん入ってきて気持ちがいいぐらいです。 むしろ、なまじドアがあると、停留所で完璧に止まるわけではないバスの運行スタイルでは、 ・低速で走っている最中にドアが閉まる→飛び乗ろうにも乗れない人が出てくる ・低速で走っている最中にドアが開く→飛び降りようにもタイミングを逃す人が出てくる ということで、ひどく邪魔になるのではないかと思います。 ドアがないことと、バスの停留所で止まらないことには、不即不離の関係があると思えばよいでしょう。 なお、写真に写っているバスは「ドアがない」のではなく「開けっ放し」になっていますね。 ●どうやって料金を支払うか "Kopaja"という名称はKoperasi Angkutan Jakarta (Cooperative Transport in Jakarta)の略だそうです。末尾はジャカルタのジャ。 これが安い。1回2,000ルピア。 ルピアは1/100にすると日本円になるので20円です。 最初は値段がわからず、やみくもにそれっぽい紙幣を出して料金を払ってましたが、2回ぐらい乗ったあたりから、「1回2,000ルピアなのだ」ということがわかってきました。 2,000ルピアは紙幣としてはたぶん最小の単位(あとで確かめたら1,000ルピア紙幣が存在するようです。おそらく流通量は非常に少ないはず)。1,000ルピア貨幣があるのでそれを2枚出してもいいし、お店で何かを買った時にもらった2,000ルピア紙幣があれば、それで払ってもいいです。 2,000ルピアは通常、くしゃくしゃの紙くずみたいな見た目をしています。それもある意味、土地の流儀なのだと思えばよいでしょう。(時々紙幣をホチキスで留める場面に出くわしたりします) 日本人旅行者が両替商などで両替する際にもらう紙幣は10万ルピア、5万ルピア、2万ルピアといったところで、間違っても2,000ルピア紙幣や1,000ルピア貨幣は入ってきません。細かすぎるので。 なので、Kopajaに払う2,000ルピアは、できれば前もって用意しておいた方がいいです。 Kopajaで5万ルピアなどを出そうものなら、「あんたアホか」という顔をされて、「もう払わんでいい」という対応になるか、親切な乗客が両替してくれるか、展開が読めませんが、料金収受の青年におつりがないことは確かです。 Kopajaには、日本のバスのような料金箱はなく、料金を集める係員が乗っています。彼がおもむろに近寄ってきたら、2,000ルピアをさっと渡すといいです。 ●どのバスに乗るか? 大都会であるジャカルタでは無数のバス路線があるようです。しかし、インドネシア語が読めないうちは、どのバスがどこに行くのかよくわかりません。たくさんのバスのフロントとエンドを見て行くと、地名らしきものが記されていることがわかってきますが、ジャカルタ市内の地名もよくわからない旅行者にとっては、意味を成さない文字列です。 私の場合、メリディアンの前の大通りスディルマンを北上して、バス停で数個分行った先にある同じくスディルマン通りのGrand Indonesia Shopping TownないしPlaza Indonesia Shopping Mallのあたりのバス停まで行くのに、確実に間違いないであろうバスに乗ってただけです。交差点を曲がってどんどん奥に入っていくバスに乗っかる自信はありません。 ●日本の都バスのすごく古いのが走っている Kopajaの車両はとにかく「すごく古い」の一語に尽きます。一度運転席近くに座って運転手が運転するのをずっと見ていましたが、 ・スピードメーターなど計器類はほぼすべてが壊れているらしい ・イグニッションキーの部分も壊れていて配線むき出し。おそらく線をつないでエンジンを始動させているのではないか ということがわかってきました。 ![]() 車内も長年排ガスを浴びたからか、黒ずんでいます。乗客が座る部分もクッションがなくなっていて、おしりの形に合った金属製のおわんのような、やはり黒ずんだ椅子があるだけ。よく走っているなぁと思えるぐらい古いです。 たくさんのバスを見て目が慣れてくると、一部の車体が、非常に古くはあっても、昔の都バスをそのまま流用しているものであることがわかってきます。黒ずんだボディの下にうっすらと都バスの緑の塗装が見えたり、路線表示が都内の地名だったりして、それとわかります。 「ジャカルタ 都バス」で検索すると、けっこう言及している人がいますね。写真もかなり上がっていて、それを見るとかなり新しい都バスの車体も使われているようです。これらは日本から無償供与されているらしいです。 車両の古さ、車内の座席の黒さ(汚さとは言えない)などから言って、日本のこぎれいな格好をした女性の旅行者が乗るのにふさわしい乗り物ではありません。東南アジアの旅行に慣れていて、ドミトリーなんかに泊まっても全然平気という人ならよいですが。 とはいえ、ジャカルタでは、一般的な大都市ならある地下鉄に相当する乗り物がないので、大衆用バスに乗らなければ、あとはタクシーしかありません。地下鉄に少し近い乗り物に、バス専用レーンを走るTrans Jakartaがありますが、これについては別な機会に書きます。Trans Jakartaも「Kopajaは古くていや」という人には、やはり敬遠したくなる乗り物でしょう。私はおもしろがって何度か乗りましたが。(とはいえ、やや疲れます) ●バス車内のセキュリティについて 「ジャカルタ市内のバスはやめておきな」というのが、一応は現地の日本の方々の共通認識です。怖い思いをすることがあるというのが理由。 私の場合、3回の訪問で数回乗りましたが、そういう印象は持ちませんでした。怖がってびくびくしてたりすると、それが周囲に伝染して、つまらない思いをするかも知れません。 10年前はジャカルタの治安が悪かったそうで、日本人は、特定エリア以外では外を歩けなかったと言います。その頃、Kopajaに乗った人が、「降りてみたらデイパックがナイフで切られてたよ」と言っていたのを聞きました。今はそんな殺気を感じるような状況はないです。 しかし、ひと気のないエリアにどんどん入っていく夜のバスなんかで、乗客も数名という状況で、金目当ての人が自分を狙ってたりなんかする、ということは考えられないでもないです。 Kopajaに乗るのは大通りで、自分がわかっている区間だけ、それも陽が出ている時間帯のみ、というのがよさそうです。 夜に乗った時の動画が見つかったので、後日上げます。 │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |