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テーマ:DVD映画鑑賞(13979)
カテゴリ:映画
幼児虐待のトラウマを抱えつつ、そのトラウマに怯える弱い自分を克己しようと、歪んだ妄想を抱く、非常に複雑なキャラですが、これはもうレイフの十八番と言って良いでしょう。屈折した背景のあるキャラを、本当にそういう人であるかのように自然に演じるのが、彼の持ち味ですから。 映画としてはどうなんでしょうねぇ? 確か井筒監督が『虎ノ門』で「原作がいいから誰が監督してもよい映画になる」 とか、暗に映画の出来については評価しない発言をしていたような? 確かに繰り返し見ると印象が変わってしまうかもしれません。おいらは原作(映画化に合わせた改変以前の)を読んでいたので、劇場で見たときは「おお、原作にかなり忠実だけど、レクターをかなりフィーチャーしてるなぁ」と感心したのですが、DVDで見ると、ちょっと説明がくどいかも? と思えてしまいました(^_^; それでも、レイフの演技と、盲目の女性を演じた人、だれだったっけ?(^_^; この二人が素晴らしいんですよね。 一見の価値はあります、はい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.11 12:34:54
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