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カテゴリ:セーラー万年筆
禁断の万年筆の手入れ
万年筆のオーバーホール 4.セーラー万年筆プロフィットタイプ オーバーホール 禁断度★★★★★ この方法での万年筆破損のリスクがあります。 禁断度は星五つです。初心者にはおすすめしません。 セーラー万年筆プロフィット21です。 不覚にもカートリッジを差したままほったらかしになっていました。 インクは乾燥し、全然書くことが出来ませんでした。 今日はこのセーラー万年筆のオーバーホールのご紹介です。 注意 ※これから紹介させていただく方法は セーラー万年筆プロフィットタイプのみに使えます。 他の万年筆には対応していません。 分解、組み立ての際に破損のリスクがかなりあります。 ご紹介する手法によって生じた損害に関して責任を負いかねます。 自己責任でお願いします。 セーラー万年筆プロフィットタイプのペン先は 実は引っこ抜くことが出来ます。 ペン先を指で引っ張ります。結構な力が必要です。 女性には厳しいかもしれません。 ひねったりすると破損、ゆがみの原因になりますので、 真っすぐ抜き取ってください。 どうしても抜けない場合インクが場合固着している可能性がありますので ペン先を一晩くらい水につけておいてから再度挑戦してみてください。 引っこ抜いた部品はペン先・ペン芯・首軸に分かれます。 写真では暗くて見えませんが結構ネトネトしたインクがこびりついてます。 一晩くらい水を張ったグラスにペン先の部品を 漬けておきましょう。 これだけでだいぶキレイになります。 しかし、ペン芯の奥に詰まったインクまではなかなか取れません。 そこで・・・。 こんなものを用意します。 カメラのフィルムの切れ端です。 デジタルカメラが普及している今日、お手元にございますでしょうか? 万年筆もデジタルに押されているこのごろ、 銀塩カメラも無くなってしまうのは寂しい限りです。 フィルムの穴の開いた部分をカットし、ペン芯のインクの通り道にフィルムを 差込み、スライドさせてインクのカスを掻き出します。 結構カスがぼろぼろ出てきました。 もういちど良く洗ってから組み立てです。 ペン先とペン芯を合わせます。 ペン芯のでっぱり凸とペン先の凹をあわせるところがありますので 重ね合わせます。 分解したときと逆の順序で押し込みます。 完成です。 いい写真が撮れました。 キラリーン! 書き味も回復しました。 (悪筆大公開) 舶来の万年筆は分解が難しく、オーバーホールに出すと法外な値段を取られます。 このオーバーホールをマスターすればセーラー万年筆は 実はメンテナンス性に優れた万年筆なのです。 万年筆を永く使いたい方はセーラー万年筆をオススメします。 >>セーラーの万年筆を探す >>セーラー万年筆のボールペンを探す >>セーラー万年筆のシャープペンシルを探す >>セーラー万年筆のインクを探す 人気サイトが一目瞭然 万年筆パラダイス!目指せ万年筆の専門店 TOPへ 姉妹サイト MillitaryMillitax/プラモ製作日記へ 1日20分のレッスンであなたの字が見違える!ユーキャンのボールペン字通信講座 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.03 23:47:55
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