自分らしく暮らすこと
久しぶりに「暮しの手帖 51」4月号を買った。といっても、少し前のことだけど…その中で、素敵なページを発見。ちいさなアトリエ、「星さんのセーター」。星さんというのは、栃木県益子町にあるレストランスターネット「山の食堂」の料理長、星恵美子さん。以前、BRUTUS居住空間学2009の表紙になっていたのが、この星さんのお部屋で、私、このお部屋を見て、星さんのお部屋に一目ぼれして、珍しいパターンで本を買ったという貴重な一冊。↑(ちょっと古いものだからか、この号出てこなかったけど、特別編集合本はでてきました。右上のお部屋が、私のひそかにあこがれてる星さんのお部屋です。)一見、男性的な部屋にも見えるんだけど、プラスチックなどのものは一切みあたらなくて、でも、その中で、好きなものと暮らしているというのが、わかるような部屋で。うわー素敵。今の生活とは、かなりほど遠いけど、もっと歳を重ねたら、こんな風に、自分の好きなものにこだわりをもって生きていたいなと、その時はそんな風に漠然と思ってました。そして、今回の暮しの手帖の「星さんのセーター」東京から、益子へ移ってくるときに、持ってきたセーターを今でも、ほどいて繰り返し網なおしているのだそう。古い蚊帳はジャケットになったり、使い古した毛布がスカートになったりもする。都会みたいに便利じゃない。なんでも自分で調達しなくちゃいけない。大変だからこそ、自分にとって必要なものって、体で感じ、頭で考え、動いて見えてくるものなんだろうな。それはものに限らず、人間関係においてもなんだろう。色々なことに、はっとさせられたページでした。