エリザベートとクロード・モネ
先日、名古屋でミュージカルエリザベートを観て来ました。その時の主な配役はエリザベートが涼風真世さん、トートが武田真治さん、ルドルフが伊礼彼方さん、ゾフィーが寿ひずるさん等でした。ちなみに、名前はわかりませんが、皇太子ルドルフの幼少時代を演じた子役の男の子が、大変演技が上手で可愛らしかったです!歌や踊りも素晴らしかったのですが、なんといっても生オーケストラのすぐ後ろ(前から4列目)で観劇できた点が大変感動的でした。録音の音楽を使うと思っていましたので。。。8月の名古屋公演は終了しましたが9月は福岡博多座で、11月12月は東京帝国劇場、来年1月は大阪梅田芸術劇場で公演されますので興味のある方は是非ご覧になって見て下さい。小説も読んでみたくなりました。十九世紀、公爵家令嬢エリザベートはその美しさゆえ、黄泉の帝王トートに魅入られてしまいます。一度はその命を奪いかけたトートですが、「生きたお前に愛されたい!」と、黄泉の国から彼女を還してやります。しかし運命の歯車は回り、エリザベートはオーストリア・ハプスブルク皇帝フランツ・ヨーゼフの后となります。恋に苦しむトート、彼に惹かれながらも拒み続けるエリザベート。二人は終わらない「愛と死の輪舞」を踊っていました…。皇妃エリザベートの生涯を幻想的に描き、本場ウィーンと宝塚で驚異的ヒットとなりました。 エリザベート帰りに、ぶらっと金山にある名古屋ボストン美術館に寄ってみたらクロードモネの世界が開かれていました。浜名湖で開催された花博会場跡地では現在でもクロードモネの絵画で有名な睡蓮の庭が再現されています。大好きな場所なので何回か訪れていますが、独自の筆致で水面に移る陽光など絵画で見ると又一層素敵でした。同じ印象派の時代を生きたルノワール、シスレー、ドガ、セザンヌとの対比的な展示方法も一考を与えられる感じで良かったです。こちらは9月28日まで開催されています。クロード・モネの世界