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霞ヶ浦水系でのトーナメントで欠かすことのできないワームに「ファットイカ」があると思います。ここ数年のWBSトーナメントでもウイニングルアーになったり、昨年夏に行われたバサーオールスタークラシックでメインベイトにしていた選手も多数いたりと、かなりのメジャールアーになりました。そのファットイカの最大の売りは、やはりバックスライドでしょう。昨年、今年と各メーカーからバックスライドを売りにしたワームが各種発売されました。僕も色々なメーカーのバックスライド系ワームを使用しましたが、やはり肝心のトーナメントではファットイカに頼ってしまいます。
ある日、とある釣り仲間に「ファットイカってカラーによってフォールスピードが違うよね!」と言われました。確かにカラーの違いによって若干遅くフォールしたり、早くフォールしたりするかなと思うときもありました。そこで今回はゲーリーワーム、特に「ファットイカのカラーによる重量の違い」について研究した結果を書きたいと思います。 今回のサンプルはWBSプロも愛用しているカラーを厳選しました。 297-156(グリーンパンプキン―チャート)通称パイナップル 286-156(ダークパンプキン―チャート)通称ヒマワリ 297(グリーンパンプキン) xxx-xxx-xxxxx(ブラック―ブルー) 169(チャート)通称山田塾チャート 以上5種類のカラーについて重量測定をしました。使用した秤は、最小1gを測定できる物を使いました。本当は職場にある0.0001gまで測定できる精密な秤を使用したかったんですが・・・。 結果、297(グリーンパンプキン)12本中、1本だけ10gと11gをいったりきたりと不安定な値を示すものがあった他は、全て11gジャストの値を示しました。 次にスカートと本体を切り離して重量測定をしてみました。スカート部は全てのカラーで1gだったのですが、本体部で面白い結果が出ました。グリーンパンプキンカラーを本体部としているものが9gもしくは10g、他のカラー(ダークパンプキン、ブラック、チャート)がジャスト10gとなりました。1g単位の秤なので、測定重量+αの重量まで測定できなかったのがあきらかな原因です。やはり1g単位の秤では微妙な結果に終わったので、近々に職場の秤をこっそり拝借して再測定したいと思っています。 P.S センコーのグリーンパンプキンーとブラックでも重量測定を行いました。結果は両方とも7g。やはり1g単位の秤では差が出ませんでした。 微妙な結果ですが、グリーンパンプキンカラーは他のカラーより重量が軽いのではないかと!?推測されます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
確かにちほぶぅさんの言う通り、ラインの太さ、風、流れ等によってワームのフォールスピードは変わりますよね。
仮にラインや風、流れ、水温等、すべて同一条件下で、ワームのカラー違いによるわずかな重量差によってフォールスピードが変わるなら、カラーローテーション=フォールスピード調整ってな感じで、釣りの幅が広がる可能性もあるのでは!?と難しい事を考えてしまうのは僕ぐらいでしょうね(笑) 職人の感覚、例えば寿司職人がいつも同じ量のシャリを握るように、釣り人の感覚もかなり鋭いものがあると思うのです。ルアーのわずかな重量差やフォールスピードの違いをラインやロッドを通してわかっていたら・・・。もしかしたら今回の「とある釣り仲間」は職人の感覚を持っていたのかもしれませんね! (2006.09.28 16:18:56) |
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