FIFAクラブワールドカップ観戦記 その2
今日のエントリーは12月20日(日)に横浜国際総合競技場で行われたFIFAクラブワールドカップ・JAPAN2015の決勝戦と三位決定戦を観戦したときの様子を紹介する第2回目(その2)の画像をアップします。その1の記事内容は、コチラのリンクからご覧下さい。3位決定戦が行われている時はスタンドの客席にも空席がありましたが、決勝戦が始まった頃には1階席はもちろん、2階席までほぼ埋まってきました。12月20日に行われた試合としてはそれほど寒くなかったため、観戦しやすかったと思います。私が観戦した試合で寒く感じたのは、2013年11月にブリュッセルで行われた「ベルギー代表VS日本代表」の国際親善試合、2015年3月14日にアルウィンで行われた「松本山雅FC VS サンフレッチェ広島」のJ1リーグ開幕戦の2試合で、これら以上に寒く感じた試合はありません。前半キックオフから少し経ったぐらいで、リーベルプレート側のゴール裏席から発煙筒のようなものが焚かれ、瞬く間に煙がスタンドを包み込んでいきました。前半はこんな調子でリーベルプレートのサポーターの方がやんちゃな応援を繰り広げていました。しかしながら、ハーフタイム中に「発煙筒の使用はおやめ下さい」というメッセージが日本語と英語で大型ビジョンに流れると、後半に入ってからは再び使用されることはありませんでした、ふと目を凝らして、リーベルプレートのゴール裏を見てみると、チームカラーである赤と白のフラッグやレプリカユニフォームに混じって、「日の丸」の日章旗を振っているサポーターがいることが確認されました。持ち主はアルゼンチンの方ではなく日本人かも知れませんが、政治的な話は抜きにして、素直にウレシイと思える光景でした。↑コチラの画像は、FCバルセロナの背番号9番スアレス選手が後半開始早々に2点目となるゴールを決めた直後にチームメイトから祝福されている場面を撮影した写真です。前半にはメッシ選手がゴールを決めていましたので、これで0-2でバルセロナがリードする展開となりました。この後、後半23分にもスアレス選手がゴールを奪い、ダメ押しとなるチーム3点目をあげました。決勝戦の入場者数は66,853人と発表がありました。横浜国際総合競技場の公称キャパは72,327人なので、ほぼほぼ満席に近かったことが分かります。国内で開催される国際試合は結構観戦している方だと思いますが、入場者数が65,000人を超えた試合を観たのは初めてだったかも知れません。試合の方は、FCバルセロナがリーベルプレートを全く寄せ付けず、効率よく奪った3点で快勝し、今大会の優勝チームとなりました。ホイッスルが鳴ってフルタイム、試合が終われば、両チームの選手達がお互いの健闘を称え合う光景は何度見ても良い場面だと思います。今回、日本開催のクラブワールドカップを観戦して、確かにチケットは高かったですが、スタジアムで観る価値はあったと思います。プレーではFCバルセロナのパスワークや個人技に魅了され、遠路はるばるやってきたリーベルプレートのサポーターの皆さんのパワーに圧倒されました。後付けになりますが、この試合が2015年のスタジアム観戦納めとなりました。今日のエントリーは以上です。