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【人生の雨宿り】
この映画のテーマです。 撮影は2008年11月17日~12月21日。 写真は、映画の舞台となった場所です。 いろんなパーツ(人物、人物の抱えている過去)がバラバラに出てきて、でもそれらはなかなか繋がらず、どうやって繋がっていくのか、とにかく目が離せません。 地味なのに、目が離せないんです。 すごいギャップだと、自分でも思いました(笑)。 【キャスト】 平井和也・・・賀来賢人 菊ちゃん・・・前田亜季 岩井章次・・・中村獅童 平井幸緒・・・濱田マリ 草野和紀・・・音尾琢真 みのり・・・・・エロかわ大島優子 小島・・・・・・・富澤たけし(サンドウィッチマン) 電器屋・・・・・伊達みきお(サンドウィッチマン) 森尾・・・・・・・柳憂怜(旧芸名は、たけし軍団の柳ユーレイ) 柳沢・・・・・・・真島秀和 岩井耕造・・・品川徹 岩井光子・・・佐々木すみ江 和也のシーンから映画は始まります。 割と早い段階で、和也の転機が訪れます。 とあるところで遭遇する、和也、菊ちゃん、章次。 ちなみにこの少し前で、どうでしょうファンにはたまらないワンショットが出てきます。 シーン的には笑うところではないのですが、みんな大好き『どうでしょう』。 笑わずにはいられません。 映画のポスターに出てくる3人の人間模様がこの後、描かれていきます。 早い段階でNACS兄さん4人登場 9の日に予告を見ていたので、雰囲気で、たぶんここだなというのがわかっていました。 が、面白い。 本当にエキストラ的な扱いなのかと思っていたら、全然そんなことなくて、「特別出演」と書かれているだけあって、それはもう「らしい」役柄で皆さん出演されておりました。 最後に洋ちゃんが言うセリフも聞き逃せません。 洋ちゃんの格好も、少し変でした。 物語の中盤に差し掛かっても、登場人物のパーツは繋がらず。 誰が誰とどう繋がっていくのか、気になるばかり。 しかし、徐々に繋がっていきます。 本当に、暗い。 3人が背負っている過去も重くて暗いし、周りの人が置かれている環境も重くて暗い。 でも、きっとそれらは、私たちの身近にあっても不思議ではない、ありふれたエピソード。 琢ちゃんは後半に出てきます。 (前半には写真のみ) 男らしい。そして、ステキ。 ちょうど、のびぃ☆さんと、上映会に向かう道中で話していたことがあって、それがピタッと当てはまるようなシーンが出てきたので、 私はキュンキュンしちゃいました。 ・・・いいパパになりそうだとだけ記しておきます。 しかし更に映画が進むと、目を背けたくなるようなシーンが続きます。 章次と、柳沢ひきいる仲間との乱闘シーン。 和紀の・・・・・とあるシーン。 敢えて伏せます。 演技だとわかっていても、私はちょっと泣きそうでした。 今後観た方で、このシーンがわかったという方は、個人的にメールください(笑)。 3人の関係が少しずつ崩れていきます。 菊ちゃんの飼っていた愛猫の死。 和也の父が誰なのかを悟った章次。 その和也の父と章次との関係を知った和也。 また、章次の抱えているもうひとつの背景。 それは、ずっと帰らなかった実家に残された両親のこと。 親子関係は崩壊寸前でしたが、章次の心の変化により、最後、修復に向かいます。 このシーンが私の泣きポイントでした。 また、章次の母親の置かれた状況が、数年前に亡くなった祖父母の状況に似ていて、とても苦しい気持ちになりました。 崩れかけた3人の関係も、お互いがお互いを認めることによって、修復に向かいます。 最後はさわやかに終わります。 そして徳永英明さんの「透徹の空」が流れ、エンドロール。 確かに地味です。 でも、登場人物の心の移り変わりは、まるで、長い冬が終わり、雪解けを迎え、春になった北海道のような雰囲気にも似ています。 少しずつ、薄皮を剥ぐように、心が変化していきます。 ゆっくり、ゆっくりと。 「雨に降られたと思えばいい はじめは気色悪いが そのうち晴れが来る」 (言い回しが間違っていたらゴメンナサイ) いい映画でした。 最後(最近ホントに多いのですが)エンドロールを見て、更に泣いてました。 舞台でも、カーテンコールで更に泣くことが多くて、まさか映画でも?って自分でも思ったのですが、 私は昨年のファンミを思い出していました。 ファンミが行われたのは、『銀色の雨』の撮影真っ只中。 最後に壇上で、CUEタレさん一人ずつ挨拶をするのですが、ミスターは、ずっと咳き込んでいました。 雨の中での撮影というのも、フォトダイ等で知っていました。 とてもお疲れで、具合も悪そうでした。 最後のハイタッチ。 最後に見送ってくれるミスターとハイタッチしながら、私は泣きそうになりながら「体に気をつけてください」と言ったのです。 それを思い出しました。 あれから1年です。 あのミスターの姿を思い出したら、「無事に映画が完成して良かったよぅ」と、感動せずにはいられませんでした。 タイトルには少しと書きましたが、かなりのネタバレになっていたらスイマセン。 主な公開劇場は 11月28日から、シネマート新宿、シネマート六本木。 12月01日から、シネカノン有楽町2丁目。 上映時間は113分でございます。 是非観て下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年12月04日 17時42分15秒
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