ムーン・リヴァー Moon River
ジョニー・マーサー作詞、ヘンリー・マンシーニ作曲。これはブレーク・エドワーズ監督、オードリー・ヘップバーン、ジョージ・ペパード主演による、1961年度パラマウント映画「ティファニーで朝食を」Breakfast at Tiffany'sの主題歌。映画の中ではコーラスで歌われ(ヘンリー・マンシーニのコーラスと楽団の演奏)、またヘップバーンがギターを弾きながらつぶやくように歌った。同年度、アカデミー主題歌賞を獲得。さらにグラミー賞の最優秀歌曲賞(ソング・オブ・ジ・イヤー)を受けている。この曲について、ひとつ、面白いエピソードがある。映画の音楽を依頼されたマンシーニは、ジョニー・マーサーを訪れ、作詞をつけて欲しいと頼み、二人でまず、曲名をつけようと考えたところ「ジューン・リヴァー(6月の川)」や、「ブルー・リヴァー」等迷っているうち、わかったような、わからぬような、ミステリアスなムードのある「ムーン・リヴァー」に決定したのだとか。――ムーン・リヴァー、幾マイルもある広い河よ。 いつの日か私は、美しいその河を渡ってゆく。 懐かしい夢を生み、またおまえは心を破ったりもする。 だがおまえが、どこに行こうと、私はついてゆく。 世界を眺めようと、さすらうふたり。 同じ虹の果て、幸せを追い求め、 虹の橋の曲がり角で待っている。 懐かしい幼友達の、ムーン・リヴァーと私――※アンディ・ウィリアムスが歌って大ヒットしたこの歌。(アンディのテーマ曲になっています)初めて聴いたのは、麻里の高校生の頃。大好きな歌のひとつです。ちなみに、ヘップバーンの生の声で歌っているのは、「ティファニーで朝食を」と、「麗しのサブリナ」で、”バラ色の人生”を歌っている、ふたつだけです。Live Spot Swing MARI