Cry me a river
アーサー・ハミルトンが1953年に作詞・作曲したラヴ・バラード。1955年にジュリー・ロンドンがレコーディングして、大ヒットとなり、ミリオンセラーを記録。もう、54年も前のことなんですね。ジュリー・ロンドンはハスキーで、しっとりとした女っぽい歌い方で、魅力的な歌手ですが、容姿もなかなかすてきで、20世紀フォックス映画「女はそれを我慢できない」にゲスト出演し、この歌も歌っています。Cry me a riverのriverは「川」という意味ではあるけれど、ここでは、川のように、涙をたくさん流した―という意味にとらえて下さい。―― 今、あなたは、寂しくて夜通し泣いたと言う。不実で、悪かったという。たくさん泣きなさいよ。私もあなたに、たくさん泣かされたのだもの。私はあなたの言ったことは、すべて覚えているわ。あなたは「恋なんて馬鹿らしい、お前とはもう終わりだ」と言ったわ。それなのに、今は愛しているなんて・・・。川のように、うんと泣きなさいよ ――※こんな内容なのだけれど、世の中、こんな身勝手な男性はけっこういますよね。だからこの歌は、どちらかというと、不実な男に、女がクールな表情で、つき放すような気持ちで歌うとぴったりかな、なんて!できるだけ、女っぽくね。Live Spot Swing MARI