MARI & ACY NEW YEAR LIVE 2011
2月のニューイヤーコンサートの時期は、東京に雪が降ったり、おかしなお天気でしたが、本番の2/11は朝から晴天。ご機嫌の上天気で、特に昼の部には沢山の方々がきて下さり満員御礼でした!今回は、札幌市でカットフラワーアドバイザーとして活躍されている小林辰也さんと、釧路市の「むこうじま花店」一級フラワー装飾技能士の大槻京子さんの2名が参加して下さり、本当に素敵なステージとなりました。なんと、演奏と一緒に、ステージ上でフラワーパフォーマンスを行ってくださったのです。まずは、ステージの様子をご覧下さい。写真は今回、鶴居の写真家、小澤真也さんが協力して下さいました^^まるで花嫁さんのブーケのような優雅な白い花束です。今日のプログラムにあわせて、「白いブランコ」を作って運んできて下さったのです!美しい・・・。第2部での小林さんのパフォーマンスです。こちらは、大槻さんのパフォーマンス。見事な花々に囲まれた、素晴らしいステージになりました。本当に皆さん、ありがとうございました。当日のプログラムから、抜粋で記載いたします。● ごあいさつ新しい年が始まり、心も新たにスタートした私共ですが、<ニューイヤー・ライヴ>も11回(11年)目となりました。「歌は世につれ、世は歌につれ」という言葉どおり、歌は常にその時代を反映し、人々の生活に密着したものでありましたが、昨今は、なにやら影が薄くなりつつあります。心の糸に触れるような叙情性豊かな詞やメロディも、昔とくらべ少なくなってきたような気がします。日頃、耳にする日本語でさえ、時に陳腐であったり、美しい言葉も、メディアを通して感じることがなくなったように思えてなりません。今回は、そのような思いから、プログラムの1部で全曲、日本語の歌にしました。初めてのことです。歌は詞を語り伝えるもの、と思う私が選んだ素晴らしい詞とメロディです。2部では、英語のスタンダード・ナンバーを歌いますが、リクエストタイムの時間を多くとりました。皆様の好きな曲や、聴きたい曲をリクエストしていただき、できる限り即興演奏するのは、<ニューイヤー・ライヴ>ならではのことですので、ご遠慮なくリクエストして楽しんで下さい。さて、今の私の心境を表すにふさわしい話があります。アメリカを代表する偉大なジャズ・シンガー、エラ・フィッツジェラルドは、70歳のインタビューで、「やっと今、ジャズの入り口、扉の前に立っています」と答えました。50年以上も世界のトップに君臨している人が、です。また、ポルトガルの国民的歌手、アマリア・ロドリゲスは、同じ70歳の時に、「ひとりでも私の歌を聴きたいという人がいれば、私はためらわず歌い続けます」と言っています。いずれも、私が尊敬し、愛する歌手ですが、その誠実で謙虚、かつ、潔い生き方に感銘を覚えます。私共も今日まで、長きにわたり多くのファンの方々に支えられ、この釧路で音楽と共に生きてこられたことは、本当にありがたく、幸せと思っています。これからは、主宰する音楽教室を充実させながら、少しでも多くの人々に、ピアノやヴォーカル(歌)をはじめ、音楽の喜び、楽しさ、豊かさを感じていただけるように、と願っています。来る10月の「朝田麻里コンサート」は、20回目という大きな節目の記念すべきコンサートです。次の目標に向かって、一歩一歩、進んでゆきたいと思います。私共夫婦が、それぞれに培ってきたもの、人生が、ピアノと歌の味わいになり、心にしみるものとなって、皆様に伝えられたら嬉しい限りです。これからも、変わらぬ大きなご支援を、宜しくお願いいたします。歌手 朝田 麻里(MARI)ピアニスト 黒瀧 榮一 (ACY)● プログラム1部オー・シャンゼリゼ LES CHANPSELYSEESテネシー・ワルツ TENNESSEE WALTZアプレ・トワ ~想い出に生きる~ APRES TOIサン・トワ・マミー SAN TOI MAMIE別涙(わかれ)シクラメンのかほりなごり雪白いブランコケ・サラ CHE SARAイン・シャラー INCH ALLAH2部想い出のサンフランシスコ I LEFT HEART IN SAN FRANCISCO煙が眼にしみる SMOKE GETS IN YOUR EYESダニー・ボーイ DANNY BOY~リクエスト・タイム~★今年も、10月8日(土)に『朝田麻里コンサート』開催決定です! また、詳細は近くなりましたらお知らせいたします。