ダニー・ボーイ Danny Boy
19世紀中頃から、アイルランド北部、ロンドンデリー州で歌われていた、「ロンドンデリーの歌」が原曲。1913年に、イギリスのフレデリック・エドワード・ウェザリーが「ダニー・ボーイ」として新しい歌詞を書き、ポピュラーになった。第二次世界大戦中に、ビング・クロスビーのレコードでリヴァイヴァルし、ハリー・ベラフォンテが歌って、ますます有名になった。出征する我が子を送る、親の愛の歌。――おお、ダニー・ボーイよ、笛の音が呼んでいる。 谷間から谷間へ。夏は去り、バラの花も散ってしまった。 おまえは行ってしまい、私は悲しみに耐えねばならない。 だが、牧場に春が来たら、おまえも戻ってくるだろう。 それとも、谷間が白い雪におおわれた時だろうか。 私は晴れの日も曇りの日も、ここでおまえを待っている。 もしも、おまえが、花の枯れるように散ってしまったなら、 私はおまえの横たわる地をさがして、お別れを言うよ――※ビング・クロスビー、ハリー・ベラフォンテ、アンディ・ウィリアムス、テナーサックスのシル・オースティンなどが有名。Live Spot Swing MARI