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80s~90sに巻き起こった空前のバイクブームでは、
常にメーカーが矢継ぎ早に送り出してくる新型車こそが流行の先端でした。 そして、それら最新モデルの高性能ぶりを比較テストなどによって 評価したメディアが、さらにその傾向を助長する部分があったと思いますね。 でも'90年代も半ばを過ぎるころには、バイクは以前のように、 ほっておいても売れる商品ではなくなっていくんですよね。 しかし、そこに救世主的とも言える存在で注目を集め始めたのが、 それまで目立たない存在だったヤマハ「TW200」だったんですよね。 「TW200」は流行する10年ほど前から存在しいたバイクです。 登場は昭和62年でした。 小径極太のバルーンタイヤを装着したユニークなオフロードモデルとして 登場した「TW200」は、砂地や泥ねい地での高い走破性を特徴としていました。 セル始動、低シート高もそうした使用状況でとくに効果的なものです。 でも、搭載する空冷単気筒エンジンにパワーはなく、 ハンドリングもクセの強い特性で、日常的には走りにくいバイクとして 評価されていたんですよね。 それでも90s後半からストリート・カスタムバイクの中心モデルとして 確固たる地位を築くことになっていきます。 カスタムTWに乗るライダーを総称して「ティーダバー」という言葉まで 生まれました。 それにキムタクのTVドラマ「ビューティフルライフ」に使われたことも 人気に拍車をかけることになったと思います。 「TW200」は長期間発売され「TW225」へ成長していきます。 年式で細部に渡る改良も施され今なお一部のファンに 受け入れられている人気のバイクなんですよね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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