◆９日目◆
リレンザも終わって、自宅で過ごすが
やっぱり苦しい・・・。

出産までの日々、娘といろいろと楽しもうと思っていたのに。
何もできず、どこにも行けず(´；д；`)
（幸い、娘はすっかり回復して、この日から学校へ）

寝る前に読んでやる絵本さえ、しんどくて読めない・・・

食べると しんどくなるかもしれないので夕飯は食べない。
日中なら、すぐに病院に行けるけど、夜は大変だから・・・

もぉ一日も早く産んで、ラクになりたい。
でも、こんなにフラフラじゃぁ、産めないよーーー


◆１０日目◆
苦しい・・・
日に日に良くなるか・・・と、思っていたのに、
ちっとも症状は治まらない。

眠ると、とてもしんどい。
昼でも夜でも、寝入って何分かすると、
息苦しくて、動悸がして目が覚める。
顔にだけ、大量の汗。

このことを母に話すと「更年期障害みたいや」と。

そうか。更年期障害。こんなにつらいのか・・・・。
覚悟しておこう。。。

眠らなくても大丈夫なんだろうけど
（苦しいとはいえ、少しずつ、小刻みには眠っているわけだし）
さすがに、フラフラになってきた・・・

◆１１日目◆
あいかわらずの息苦しさ。

これは本当に新型インフルエンザなのか？どこか悪いんじゃないの？
と、思い始める。

午前中。
のびのびになっていた、臨月の検診に行く。
（インフルエンザが治るまで、産婦人科には行けなかったから）
ベビは順調。子宮口は１センチ。でも、「まだ２週間ぐらいは産まれないだろう」ってさ。
（予定日までは、あと３週間）

そうか・・・あと、２週間も苦しいんだ・・・（涙

先生に、「とても苦しい」ことを訴えるが、
新型インフルエンザの症状だから、治るのを待つしかない。とのこと。

そうか・・・待つか・・・。

「喉が詰まっている感じがするのは、胃がもたれているからだと思う」と、
伝えて、弱い胃薬を処方してもらう。
お守りとして、持っておこうと思って。


夕方になって、ますます息苦しさは増す。
ちっとも良くならないじゃないかーーーーー
こんなことしてる間に、陣痛来ちゃったら、わたし産めないよーーー。

娘の出産の時の陣痛は、半端なく痛くって。
陣痛の波が来るたびに、ギャーーーー！と絶叫。
ほんとにほんとに痛かった。

今回は、無痛分娩にする予定なんだけど、
自然な陣痛を待って、子宮口が４~５センチになってから麻酔をするので、
そこまでは、普通に耐えなきゃいけない。
そんなの、むり、だとおもう・・・・。


自宅で、苦しさを紛らわせるために、とにかくウロウロと歩き回る。

が、あぁ、やっぱだめだ！！

診察時間ギリギリで、病院に駆け込む。
呼吸器の先生に診てもらう。


機械で、体の中の酸素量を測ってもらう。

低いらしい。

ほら、やっぱり。苦しいわけだよ・・・。

普通の人なら、この酸素量では、まぁ「様子をみましょう」的な数値らしいんだけど
妊婦となると、そうはいかないらしくって。

先生は、私の産婦人科の先生に電話連絡をして、あれこれ話してた。
そして、再び入院して、酸素吸入することに。

呼吸を整えるために、歩くのも禁止されちゃった。
（だから、ここからは車椅子

肺炎の検査をしたほうがいいんだけど、
レントゲンは、できれば撮らないほうがいい。
一晩様子をみて、それからレントゲンは決めましょうとのこと。


あぁ。すっかり病人(^_^;)
ついさっきまで、部屋でウロウロ歩き回ってたのにね


そして、車椅子で病室へ。


＜その３＞に続く