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January 28, 2011
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カテゴリ:book
去年12月の お買い物マラソン で購入した『阪急電車』。
三女のカウンセリングの待ち時間を利用して読み終えましたスマイル

阪急電車は、京都-大阪-神戸を結ぶ関西の私鉄です。

あずき色の車体は、レトロな感じを醸し出し、
それでいてちょっとお洒落な高級感のある電車電車です。

多分私鉄の中でも、一番きらきらじゃないかなって思っています。

私は、中学・高校と京阪電車で通学していました。
家から学校まで、片道約1時間半。
電車に乗ってる時間は、1時間はあったと思います。

電車の中では、友達とのお喋りはモチロンの事、
時には読書をしたり、時には試験勉強をしたり…

通学を苦痛に思った事はありませんでした。

高校を卒業してから、
その京阪電車も京都の終点が三条から出町柳にまでのびて、
実家から駅まで歩いていける距離となりました。

それでも、私的には市バスで四条まで出て阪急電車に乗る方が好きです。
というか阪急電車にも、沢山の思い出があり、
それだけ思い入れが大きいという事でしょうか。

高校を卒業して、大学受験に失敗し、
とりあえずというかその時点で就職するのも無理だったので、
絵本の専門学校へ進み、京阪から阪急へと利用する電車が変わりました。

その後、阪急「西中島」駅近くにある小さなソフトウエアの会社に就職したりで、
約6年間ほど阪急電車を毎日利用していました。

私が利用していたのは、阪急「京都線」。
しかも四条河原町から梅田までの通勤特急です。

物語にでてくる阪急電車は、「今津線」。
実は、神戸三宮までは行ったことがありますが、
残念ながら今津線は利用したことがありませんわからん

だけど、この物語はこのローカルな「今津線」でなければ、
生まれなかったのじゃないかなって思います。

いろんな人達が、たまたま同じ電車に乗り合わせ、
ほんの短い時間の中でささやかなふれあいがあったり、
ほんの一言言葉をかわしただけなのに、
人生をも変えていくような、そんないろんな人達の物語が織り交ぜられています。

物語の電車は、宝塚駅を出発し、いろんな人を運んで西宮北口へと進みます。
そして、西宮北口からの折り返しがあります。

そこには半年ぐらいの時間経過があって、
最初に乗せてきた人達のその後が、
やはり同じように同じ駅から乗ってきて、ちょっとした関わり合いがあって、
その人達が過ごした時間が分かるような、そんな物語です。

カップルも3組登場しますどきどきハート
出会いから付き合い始めるカップルが2組、別れてしまうカップルが1組。

他にも相手は電車に登場しないけど、別れた女の人に、
ステキな恋をしている女子高校生スマイル

なんか面白いとかいうよりも、私には心にグッと迫るものがありました。
どうしてかなわからん
最後には自然と涙が出てきてしまいました涙ぽろり

多分、阪急電車に乗ってた頃の自分と重なりあってたんでしょうか。

その頃、3才年上の彼(主人)は、大学4年生。
私が高校卒業後に初めて行ったアルバイト先で、
彼もまたアルバイトをしていたという、ベタな出会いです。

私は専門学校に阪急電車で通い始めた頃でした。
そして1年後、彼の就職先が大阪に決まり、阪急沿線上へ引越して、
彼もまた阪急電車を利用するようになったのです。

この物語に出てくるカップルの事にしても、重なりあう部分があり、
彼の事も仕事の事も、
その頃の一生懸命だった自分を思い出したりして…

なんか、ほんわか気持を和ませてくれるような物語でした。 

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片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。
乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、
やがて希望の物語が紡がれる。
恋の始まり、別れの兆し、途中下車─
人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。
ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。
   (「BOOK」データベースより)






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最終更新日  January 28, 2011 06:00:16 PM
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