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子育てなんでも情報館~元保育士ママの育児日記~

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2008年06月22日
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カテゴリ:メニエール病

前回の日記の続きです。

 

今回は、同じメニエール病の人に、治療の一例として、

お伝えしたい事があり、書いてます。

メニエール病じゃない人は長いしつまらないと思う。スルーしてね。

 

私は、今年3月にメニエール病を発症しました。

まだ初期だからかもしれませんが、

治療を始めて4ヶ月、随分体調がよくなっています。

 

発症直後は、耳の閉塞感と頭重感が酷く、

歩けば体は左に曲がっていき、

少しでも頭を動かすと眩暈が誘発されるので

うがい・洗濯物干し・寝返り・靴を履く・ゴミを拾う

こうした、日常の動作でも、

細心の注意を払わねばなりませんでした。

夜中に発作が起きた時には、

薬を飲みたくても体を起こすことができず、

夫に氷を運んでもらい、

寝たまま氷を口の中で溶かして薬を飲んでる状態でした。

 

でも。

 

最近は、

眩暈は小さいものが少しだけ。

少しずつ遠出もできるようになっています。

 

水分摂取治療を始めてからです。

 

私が今、メニエール病の治療としてやっているのは

・ 毎日2Lの水分を摂取すること

・ 有酸素運動をすること

この2つです。薬は飲んでいません。

 

薬は、セファドール・イソバイドを常備してますが、

服用するのは発作が酷い時に3日間。

その後は1週間、間を空け、

治らなければ更に3日間服用します。

 

何故、毎日飲んではいけないか?

毎日飲むと、浸透圧が下がりすぎるそうです。

 

で、私が書きたいのは、

水分摂取治療についてなんだけど。

 

メニエール病の治療をされている方は、私とは逆に、

水分を控えるように言われている方が多いのではないでしょうか?

ネットで検索していても、

「メニエール病は水分を控えることが基本だ」

なんて言葉を目にします。

 

メニエール病に有効だとされているイソバイドは、利尿剤ですから、

そう思うのが自然なのかもしれませんね。

 

でも、実は、逆なのだそうです。

 

近年、メニエール病は、

ホルモンと大きな関わりがあることがわかってきて、

中でも、抗利尿ホルモンの分泌が過剰になると、

症状が悪化することが知られています。

 

だから、メニエールの発作を防ぐためには、

この抗利尿ホルモンがでないように

注意しなければいけません。

 

抗利尿ホルモンは、体の中の水分が減った時、

尿を濃縮して、尿の中の水分を体に溜め、

濃い尿を出す働きがあります。

つまり、

脱水状態になるのを防ぐ働きがあるホルモンです。

 

だから、このホルモンの分泌を防ぐためには、

予め、水分を多く取り、

"頑張って尿の調節することないよ。

水分はしっかり摂ってるからね”

と、抗利尿ホルモンに教えてあげればいいそうです。

(水分摂取治療は、腎臓・心臓に負担がかかるため、医師の指導が必要。)

 

この治療法がわかってきたのは2000年以降のこと。

私の主治医であるN先生曰く、

8割くらいの方に効果があがっているそうです。

 

ただ、この治療法は、まだ浸透していないから

水分を控えるよう指導される事もあるのだとか。

 

N先生は、メニエール病を研究している、めまい専門の医師です。

逆の治療法があることを質問したら、

「我々の方が進んでいます。これからの治療は間違いなくこの流れになっていきます。」

と自信を持っておっしゃいました。

 

私はN先生を信じてみようと思っています。

 

メニエール病と闘っている方へ。

 

私がよくなったから、あなたもこうしなさい 

と言う気は、サラサラありません。

でも、こういう治療法で効果があった人がいる、

という事を、お伝えしたくて書きました。

 

この病気は難病というだけあって、情報が散乱しています。

その中で何を選ぶかは、ご自身が決めることだと思います。

 

ただ私は、色々調べてみて、この病気を治すには

耳鼻科に通うだけでなく、耳鼻科の中でも、

めまい外来があるところ。

めまい専門の医師に診てもらわないと、

回復は難しいのではないかと感じました。

 

私が、メニエール病について、

自信を持って説明できる医師に出会えたことは、

とてもラッキーな事だと思っています。

 

メニエール病の発作はとても辛いものです。

 

この先、もっとこの病気の研究が進んで、

誰もが信じられる、良い治療法が確立されることを願っています。






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最終更新日  2008年06月22日 17時37分36秒
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