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おのれの美学だけで時の権力者・秀吉に対峙し、気に入られ、天下一の茶頭に昇り詰めていく男・千利休。 「利休にたずねよ」 山本 兼一 著 直木賞受賞! 千利休は一茶人にとどまらず、秀吉の参謀としてその力を如何なく発揮。秀吉の天下取りを強力に後押しした。しかしその鋭さゆえにやがて対立。秀吉に嫌われ、切腹を命ぜられる。 戦国時代、武将達にも茶の道を説いた千利休の生涯を描いた。 和泉の国、堺の商家 魚屋(ととや)に生まれ。家業は納屋衆。若年より茶の湯に親しみ、17歳で北向道陳、ついで武野紹鴎に師事し、師とともに茶の湯の改革に取り組んだ。堺の南宗寺に参禅し、その本山である京都郊外紫野の大徳寺とも親しく交わった。 織田信長が堺を直轄地としたときに茶頭として雇われ、のち豊臣秀吉に仕えた。1587年の北野大茶会を主管し、一時は秀吉の重い信任を受けた。 1585年10月の秀吉の正親町天皇への禁中献茶に奉仕し、このとき宮中参内するため居士号「利休」を勅賜される。また黄金の茶室の設計などを行う一方、草庵茶室の創出・楽茶碗の製作・竹の花入の使用をはじめるなど、わび茶の完成へと向かっていく。秀吉の聚楽城内に屋敷を構え聚楽第の築庭にも関わり、碌も三千石を賜わるなど、茶人としての名声の絶頂にあったが... by イソゴーランド Hot News お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.10 15:37:26
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