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元海外在住夫婦のお買い物日記

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2009年03月29日
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カテゴリ:万年筆
先日、貴重なものを頂きました。

休刊となった雑誌「ラピタ 2005年11月号」に付録として付いていた万年筆「ミニ檸檬」です。

ラピタ付録 ミニ檸檬

丸善が1999年に創業130周年を記念して販売した万年筆「檸檬」も復刻と言う形ですが、名前の通り「ミニ檸檬」の方がサイズが小さく「檸檬」の85%のサイズになっているそうです。


軸の材質も、「檸檬」はアクリルだったようですが、「ミニ檸檬」は金属軸に変更されていますので、違いはサイズだけではありません。

ラピタ付録 ミニ檸檬 キャップを軸に付ける

キャップのリング上には「MARUZEN LAPITA Limited」の刻印がありますね。


あくまでオマケですから、14金をペン先を採用した「檸檬」と異なり、ペン先は、ステンレス製ですが、装飾は、凝っています。

ラピタ付録 ミニ檸檬 ニブ

材質の違いのみで「檸檬」と同じ装飾なのかもしれません。

綺麗に洗浄して、使える状態にしたのすが、問題発生。
ヨーロッパ規格のカートリッジインクが我が家にはありません。

正確には、万年筆に付属してきたものがあるのですが、そのカートリッジは、あまりにも長さが短いので、後で取れなくなりそうで怖い。

軸が短いので、コンバーターを使うのは無理です。
モンテベルデから出ていた小さいコンバーターが使えたようですが、今は、販売されていないようなので、どうしてもコンバーターを使いたいならヨーロッパ規格のコンバーターのノブ部分を切って短くするしかなさそうです。





話は変わりますが、既に「趣味の文具箱 Vol.13」をお読みの方も多いでしょうね。



私は、発売日を忘れていました。
ブログで、情報が上がり始めて気づき、香港の本屋さんに買いに行く事にしました。

ところが、売ってません。


で、買ったのが、売れ残ってた「趣味の文具箱 Vol.11」。

趣味の文具箱 Vol.11

実は、このVol.11には、前から気になっていた記事があります。

それが、P102~P105の「すてラボ 万年筆インクの粘度とpH測定」です。

114種類のインクのpHと粘度を測定すると言う素敵な実験ですね。

これを見ると古典的ブルーブラックと言われるモンブラン、ペリカン、ラミーのブルーブラックが、pH1.8~1.9と言う強い酸性を示しています。
古典的ブルーブラックが酸性である事は、良く知られているので驚かなかったのですが、驚いたのがコレ。

水性染料系のプラチナのブルーブラックが、pH1.77とビンテージ物を除く、全サンプル中で最も強い酸性を示した事です。

パイロットとセーラーは比較的、色によるpHの差は小さく、中性からpH9.5前後くらいに収まっています。

極端なアルカリ性を示したものは無かったのですが、プラチナのブラックがpH10.04と高いですね。プラチナ、ある意味、尖がってます。

赤など鮮やかな色は、アルカリ性のものが多いのではないかと思っていましたが、そんな事は無く、全体的にインクは酸性よりのものが多いですね。

アルカリ寄りが好きなのは、なぜか、パイロットとセーラーです。

粘度に関しては、モンブランでは、ブルーブラックより、ブラックの方が高く、ペリカン、ラミーも同じ傾向です。

ウォーターマンのブルーブラックの粘度は、平均的な感じで、粘度が低いのは、ペリカンのバイオレットやレッド辺りです。

サンプル中で圧倒的に粘度が高いのは、プラチナのカーボンインクで、ここでもプラチナ尖がってます。

インクフローに関しては、粘度との関係が言われますが、どうも結果からは、相関関係が見えない。
個人的には、インクフローは、表面張力や密度(比重)に左右されるのではないかと思います。

実際、表面張力や密度は、毛細管現象を左右する要素です。

しかし、インクフローを良くする為に界面活性剤を加える行為と相反します。
界面活性剤を加えると、表面張力が弱くなって、毛細管現象が起き難くなるのでは?

そのそも、インクフローの良い状態の定義が間違っているのかも。

誰か、詳しい方教えて下さい。


こうやって、インクの科学するのも結構、楽しいですよ。

最近、pHメーターが欲しいんですよね。勿論、インクのpHを測るためです。
粘度計は、めちゃくちゃ高いんで諦めました。

自分なりにpHメーターの条件を挙げると

・(「趣味の文具箱 Vol.11」の結果を参考にすると)測定可能範囲は、最低pH1.00~12.00。
・精度が高い。
・(電極が)インクの測定にも耐える事。
・消耗品である電極は交換できる事。
・コンパクトでかっこ良い。
・測定サンプルが少なくても測れそうなタイプ。
・値段は安いこと。できれば1万5千円以下。

で、条件に合うものは・・・。


そんな都合の良い物ありません。


妥協してみて、ちょっと不恰好だけど、下の機種は良さそうです。

 


ハンディータイプで、水道水で洗浄OKというのもあります。
純粋(蒸留水)が要らないので便利かもしれません。
しかも、電極の交換も可能です。

 


使い潰す気なら、こう言う激安品を選ぶのも良いかもしれません。

 


「趣味の文具箱 Vol.11」以外の戦利品は、便箋2種類。

ダイソー 便箋

香港の$10ショップで買ったので、1冊、HK$10(約143円)と安物ですが。


ダイソー 便箋 和紙

こう言う便箋は、こちらではあまり見かけないので、とりあえず確保しておきました。





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Last updated  2009年03月29日 21時19分46秒
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