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カテゴリ:劇場鑑賞
こんにちはmasalaです、今日は遅らばせながら「ユナイテッド93」を見てきました。
<ユニバーサル・ザ・ベスト \1,800>[DVDソフト] ユナイテッド93 この映画は、ご存知のとおり9.11事件を描いた作品です。覚悟をして見ましたが、ここまで悲痛な作品にショックを受けています。実際に起こった事件を扱っているので、ジャンルとしてはノンフィクションとなるのでしょうか?映画を見ている私達は、このフライトの終着地を知っていて劇場のシートに座り目撃者として映画を見る訳だが、グリーングラス監督は徹底してドキュメントタッチで描いている。 グリーグラス監督の前作「ボーン・スプレマシー」の時もそうだったが、とにかくカット割りが早くて、手持ちカメラでパンやズームイン、ズームアウトを多用して目まぐるしく各地の管制室、飛行機の客室やコクピットを描くのだが、恐ろしく臨場感がある、エンドロールを見て判るのだが管制室のシーンは実際の人物が多数演じていたらしい。 映画は一般の搭乗客や客室乗務員やパイロットの日常を淡々と描きつつ、違う目的で搭乗した犯人グループを交互に写し緊張感を醸し出す。なんか見ていてドキドキして気分が悪くなりました、映画を見ていてこんな状態になったのは「エクソシスト、デレクターズカット版」を見て以来です。「エクソシスト」のフリードキン監督も徹底したドキュメントタッチを得意とする監督で、グリーングラス監督もどこか似ているのかも・・・。 前半から中盤は管制室と客室を交互に描いていたが、後半からは客室一辺倒になるにつれてボルテージも一気に上りつめ、犯人に対して反乱を起こす搭乗者とそれを見守る乗務員と客、見ていて怒りと悲しみで胸が締め付けられる思いで涙があふれ出ました。 ラストに流れる子供のスキャットが鎮魂歌のようで胸が洗われました。 同じ題材の内から描いた本作と、外から描いた「ワールド・トレード・センター」、事件を真正面から描いた「ユナイテッド93」と、以前も書きましたが「奇跡の生還者」風美談にしたストーン監督、私の個人的意見ですが勝敗はグリーングラス監督の完勝です。劇場公開も後わずかみたいなので見ていない人は早めに劇場へ。 映画「ユナイテッド93」関連商品 ◆3本選んで送料込み2000円!◆【中古DVD】ワールド・トレード・センター スペシャル・コレクターズ・エディション ※詳しくはHPまで 2001年9月11日 テロ直後の衝撃映像!『衝撃のドキュメント 9.11 米同時多発テロ』 ドキュメントDVD CCP-867 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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