ｍａｓａｌａの辛口映画館

　皆さん、こんにちはｍａｓａｌａです・
　昨日は、「１６ブロック」の試写会に行ってきました。

DVD　16ブロック 【『ダイ・ハード4.0』関連作品キャンペーン】
　話は、ブルース・ウィリス扮する戦力外の中年刑事が、１６ブロック先の裁判所に証人を送り届ける任務、しかし護送中に何者かに襲撃を受ける・・・・・。

　主演ブルース・ウィリス、監督リチャード・ドナー、２大ビックネームの初コラボ作品。
　この二人の作品にしては、いわゆる小品に当たる作品、プロットはクリント・イーストウッドの１９７７年製作の「ガントレット」に似ている。

　私はこの作品に何も期待しないで見に行ったのだが、これがなかなか面白い、特に金が掛かっているとも映像を見ても感じないけど、監督の確かな演出と小気味良いアクションと、ひねりの効いた脚本、それと役者の演技、役者もブルース・ウィリス以外は地味目な人ばかりだが、デビッド・モースが良い、登場シーンから胡散臭さプンプンである。
　それからアクションシーン、やっぱりリチャード・ドナーは旨いねぇー、ニューヨークの狭い町並みを旨く切り取り縦横無尽に動き回る、ちょっとスタローン主演で作られた「暗殺者」を思い出す、最近のドナーは「リーサル・ウェポン４」以来、これといった作品を撮っていなかったのでファンとしては嬉しい限り、ドナーは１９３０年生まれだから今年で７６歳！若い、まだまだいけるぞ！
　それと反対に、ウィリスが老けたねぇー、メイクのせいか一気に老け込んでいてビックリです。
　相変わらず頭部の特殊装着品に目が行ってしまって困ります。

　なんだかんだ書きましたが、これは拾い物です、ビックタイトルに埋もれ気味ですが１０１分間だれる事無く楽しめる作品はなかなか無いです。

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