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テーマ:辛口映画批評(354)
カテゴリ:マスコミ試写
幸せの1ページ 映画の話 アレクサンドラ(ジョディ・フォスター)は、大人気の冒険小説家。しかし、引きこもりの彼女が書くヒーローは、空想で作った理想の男性像だった。そんなある日、アレクサンドラは南の島の少女・ニム(アビゲイル・ブレスリン)から、物語のヒーロー宛のSOSのメールを受け取る。ジャングルで独りぼっちのニムを救うため、アレクサンドラは初めて家の外へ出て、サンフランシスコからボルネオ、そして南太平洋へと旅立つ。しかし、数々のトラブルがアレクサンドラを待ち受けていた! 映画の感想 まず本作を映画会社はジョディ・フォスター主演のロマンティック・コメディとして売っているのだけれど、蓋を開ければ「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリン主演のアドベンチャー・コメディと言ったところで、オープニング&エンドクレジットの名前の順番もアビゲイルが一番最初に表示されている。 この映画はアビゲイルが子供という事でかなり無理なことをさせています。アビゲイルがアシカにつかまって泳ぎ潜るといった演技や、崖の上り下りをスタント無しで演じさせ、気持ちの悪い虫や爬虫類を素手で触らせています。きっとアビゲイルが成長したら演じてくれそうに無い役である。映画の中でアビゲイルがメールをパソコンのキーボードに打つシーンが出てくるが、子供らしく両手の人差し指だけでメールを打っている姿が可愛い。 そして、最近は強い女のイメージが付いてしまったジョディは潔癖症で引きこもりの作家と言う彼女にしては珍しい役柄で本人も楽しそうに役を演じている。ジェラルド・バトラーもニムの父で海洋生物学者ジャックと、アレクサンドラが書く冒険小説の主人公アレックスの二役を演じ、所々にニムが想像するアレックスの活躍する冒険活劇のシーンが描かれるが「インディ・ジョーンズ」や「ハムナプトラ」の様な冒険物であるが、一番近いのはリチャード・チェンバレンとシャロン・ストーンが出演した「キングソロモンの秘宝」のクォーターメンのようなキャラである。このアレックスは他の人には見えないがアレクサンドラの前にもう一人の人格の様に姿を現れ二人で問答を繰り広げる。このキャラはケヴィン・コスナーの「Mr.ブルックス」でウィリアム・ハートが演じたキャラと同じ設定である。 ストーリーもなかなか面白くCGの使い方も巧みで、役者のアンサンブルも楽しめる。動物も沢山出てきて子供が見ても楽しめる作品だと思うのだが公開は夏休み後の9月、何か映画会社の迷いを感じる宣伝であるが、家族みんなで楽しめる貴重なファミリームービーである。 映画「幸せの1ページ」の関連商品はこちら 【エントリーで店内全品ポイント5倍!7月29日am9時59分迄】 《送料無料》パトリック・ドイル(音楽)/オリジナル・サウンドトラック 幸せの1ページ(CD) アビゲイル・ブレスリン出演作 【ポイント5倍★29日am9:59迄】リトル・ミス・サンシャイン/アビゲイル・ブレスリン[DVD] [DVDソフト] 幸せのレシピ 特別版 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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